きょうは白川町の『大野台パーク(旧加茂高校白川校舎)』のグランドで『白川町ソフトボール教室』が開催され、シゴトで『豚汁』を配布してきました。ソフトボール教室には白川町内の小学生や白川中学校の女子ソフト部のメンバーが、岐阜県大垣市の『大垣ミナモソフトボールクラブ(大垣ミナモ)』という社会人チームの指導を受けていました。

【大垣ミナモ】は3年前の『岐阜清流国体』にあわせ岐阜県大垣市に設立された社会人女子ソフトチーム。大垣市には県内有数の企業が集まり、東証上場企業が何社(西濃運輸、大垣共立銀行、太平洋工業等。他、上場企業では栄養ドリンクの瓶を製造している日本耐酸壜工業やオシャレな100均のセリア等々)もあり、その中のいくつかの企業の支援を受けながら【地域に愛される強いチーム】として地域で支える新しいカタチの社会人チームとして誕生したのが「大垣ミナモ」です。(詳しいwボク、大垣に住んでました!)

【大野台パーク】は2009年に「岐阜県立加茂高等学校白川校舎(旧岐阜県立白川高等学校)」が廃校となり、その後 2012年「岐阜清流国体」のライフル射撃の会場として整備され、大会終了後、白川町の町技でもある【ソフトボール】の使用をメインとしたグランド、体育館として再整備され誕生しました。(ちなみに、ボク、白川校舎の最後の卒業生です)


岐阜県は平成元年から平成19年度までの間に中学卒業生が43%減少するということで、県立高校は定員割れをするところもあり、高校の統廃合否応なしと進み「工・農・商業高校」は残される一方、出口が多用で誰でも行ける県立「普通科」高校は影響をストレートに受け、こちら「白川高校」は廃校となりました。あまり、世間一般にない、入学翌年度に他校と統合され、卒業と同時に廃校という稀な経験ができたのは、それはそれで話のネタになってよいかなと思うのです。

グランドからみた校舎。グランドで部活をしていると猪の鳴き声が聞こえたり、サルがグランドに降りてきたり、登校中に熊が横切ったりする自然溢れる高校でした。
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