南山大学ボランティアサークルTogether×清流club(白川町・切井)のツアーが昨日(2月20日)から白川町地域おこし協力隊の村上健太くんと清流clubのみなさんによって開催されました。

人口が減り続ける白川町・切井をなんとかしたいと思って立ち上がったみなさんと、南山大学でボランティア(福祉・環境・国際)などの分野で活動している“ボランティアサークルTogether”が「地域おこし」にも活動の幅を広げる一歩目として開催されたイベント。どちらにとっても、はじめての活動ということでお互いに「期待」と「不安」もあるようなツアーだったと思います。

僕は今回、村上くんのサポートと、学生の送迎ということで参加させてもらいました。僕自身も学生の頃、島や山や街でのフィールドワークなどをたくさんさせてもらって“白川町でもできたら”“白川町でもやりたい”と思いながら、できないでいたことを昨年から白川町の地域おこし協力隊として活動している村上くんがやってくれました。楽しかったなぁ。

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初日は恵那駅から学生11人が参加。恵那市の棚田「坂折棚田」の見学、切井まで行き、清流clubの方によるカレーライスを昼食に、お寺の和尚さんによる「隠居山観音」についてのお話、切井地区の散策、切井の地域の人を交えての交流会を経て「道の駅美濃白川」の温泉に入り、夜は「空き家」となっていた民宿に村上くんが移り住み、今後「民泊」の施設して活用を本格化させようとしている通称“村上ハウス”で学生たちと宿泊。日付が変わるころまではほぼ全員が、その後も2時、3時、4時…w。うれしいな。楽しかったな。あぁ、楽しかったな。

交流会の様子
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朝ごはんいただきまーす
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村上ハウス
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2日目の今日は大正時代に岐阜県新名所10選にも選ばれたこともあるという「隠居山観音」めぐり。急斜面の山道沿いにまつられる33の観音像をめぐるもの。「えっ、ここに!」という観音像もありながら、山林の中を気持ちよくめぐることができます。

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昼食は切井体育館にて、餅つき、切井でつくられた“うどん”をいただき、シシ汁を食べたり。

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昼食後は今回のツアーを振り返り、今後の活動について考えるワールドカフェ的な振り返り。3グループに分かれての発表。




ただそこにある、農村の風景。山、川、棚田、石垣が良いと言ってくれる子たち。そして“草刈りしたい!”“夏も来ます!”と彼らがいうのです。ああ、素敵だな。ちゃんと繋がっていく。

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人生のキャリアの8割は偶発的な出来事によって決まるという理論がありますが、今日という日が彼らの誰かにって、あの日から人生変わったなぁと言われるような日になると良いなという期待と、ただただ、白川町というまちに“来てくれた”交流して、意見を出して、話し合いをして…。ということをしてくれたことが、嬉しいなぁ。そして、この2日間のツアーを無事に行うことができて良かったなと。それには、ボクが知らないところで、この2日間の為に準備をして、当日の段とりをつけて、予定通りに行ってくれた方がいるということ。今回、僕は“お手伝い”ということで、メインでなにもしていないのですが、素敵なツアーだったなとつくづく振り返ってみると思うのでした。