お昼のNHKのニュースを見ていたら、『常磐自動車道』の全線開通について全国放送で伝えていた。

“常磐道が全線開通 物流回復に期待” http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK01H12_R00C15A3000000/


福島の浜通りを繋ぐ常磐自動車道は3年前、全線開通予定だったが、東京電力福島第一原子力発電所から数キロの距離を通過するため、計画より遅れての全線開通になった。



昨年、安部首相は今年のGWまでにと表明していた。

“常磐道、来年GWまでに全線開通へ 原発事故で一部不通” - 朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASG3B62G6G3BULFA02M.html


その後、2ヶ月前倒しして、今日の開通へ。



一方、開通しても第一原発から最短で6キロと近距離を通過するため、放射線量が多い区間もあるようで。

“常磐自動車道、福島県内が3月1日開通 一部は未だ高線量” http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/27/jobando-opening-disaster-area_n_6773758.html @HuffPostJapanから


常磐自動車道が全線開通することで、【復興の起爆剤】には、ならないだろうけれども【復興の足枷】は、ひとつ取れたのではないかと感じております。

帰還困難区域を通過するのには警察の検問を通過する許可書が必要で、福島の浜通りを南北に移動するには、めちゃ遠回りする必要がありました。僕もナビに従って走っていたら検問で引っかかって、引き返したことがあります。

そして、僕も、常磐自動車道で福島巡りしてみたいと考えております。

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Amazonより。

原発周辺については、いまだに廃炉作業や汚染水処理などの様々な問題を抱えつつ、尚且つ、周辺の帰還困難区域や居住制限区域の“人が住めなくなったまち”警戒・避難区域を解除されたけれども“住民が戻ってこないまち”どれにも指定されなかったけれども、震災後“極端に人口が減少したまち”そうした地域に関わる人たち。なかなか、福島には足を運べないけれども、こういった、地域や人には強く引き付けられるものを感じております。


福島の他にも宮城や岩手にも、足を運びたいな。もうすぐ、震災から4年。これからも、東北に注目していきます!



(写真は僕が読んだことがある。ポジティブな震災関連の本)