GWの後半も始まり、天候も良い感じですね。


ネパールの地震から1週間が経ち、発生当時には見えてこなかった現地の状況がテレビや新聞、ネットニュースや現地にいる人からのSNSの投稿で知ることができます。

今後、日本国内の報道は落ち着いてくると思いますが、ネパールの現状は時間を経るごとにしんどくなってくるでしょう。

特にネパールは日本のような先進国ではなく、経済も弱く、政治も不安定、国内で十分な雇用がなく稼ぎを得られないので、所謂働き盛りの男性は海外へ出稼ぎに出ている。加えて、内陸国のため各国からの支援物資も届きにくい。

ネパールは震災以前からアジア最貧国の一つであり、1人当たりのGDPが世界184ヶ国のうち167番目(2011年現在)。観光と海外からの援助によって国家が成り立っている側面からして、今回の震災はネパールにとってかなりシンドいなと。

日本では4年前の震災が起きてから、時間はかかりながらも「政府」が住宅再建や復興のために財政的な支援をしている。

けれども、今回、ネパールでは経済と政治の中心であるカトマンズが大きな被害を受け、そもそも貧しいとされる国が、自国で再建できるわけでもなく、海外からの援助に頼りながら、これからどうなっていくのかと。

そんななか、何ができるかわからないけれども「来て欲しい」と現地の信頼できるパートナーに言われネパールに飛び、Facebookで現状を発信しているマザーハウスの山崎大祐さんの行動とSNSの投稿にグッと来るものを感じています。


今回のネパールで震災の被害によって、住む家を失い、大切な家族や友人を失い、自らも充分な生活環境で過ごすことができない方々が、早く心落ち着く日々を過ごされることをお祈りしています。