ただただ、思っていることを徒然と。
おととい、安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されて、きのう、衆議院の本会議でも可決されました。
「戦争法案だ!」とか「違憲だ!」とか「国民の理解が進んでいない!」とか言われているけど。
ぶっちゃけ、ボクもよくわかってない。
よくわかってないけど、テキトーなことを言って突っ込まれたので、どういうものなのか調べてみた。
今回の安保関連法案。そもそも「国際平和支援法」を新しくつくって、他10の違う法律をまとめて1つにしましょうというものらしいです。
詳しくは、ググれば出てくるので省略。
ここで、いくつも問題となる争点が出ていましたが、一番議論の中心となっているのは「集団的自衛権」ですね。
聞いたことはあるけど、よく分からない。
「個別的自衛権」なるものが、そもそもあるそうです。日本にミサイル打ち込まれたら、それに反撃する権利です。まぁ、そのために自衛隊があるわけです。
「集団的自衛権」とは何か、密接な国が、例えば同盟国であるアメリカが攻撃されたら日本も敵国に攻撃する権利。
これは、どうなんだと。これは、戦争ではないか。日本が攻撃されたらやるけど、アメリカが攻撃されたら日本も戦うのかと。
そもそも「集団的自衛権」はサンフランシスコ平和条約で国際的に認められているそうです。ただし、国内では認めていなかった。それは、日本国憲法の解釈により、日本は最低限の自衛権の行使のみにとどめようとしていたのです。しかし、2014年に集団的自衛権の見直しが閣議決定され「集団的自衛権もやむを得ない場合はOK」との政府見解が出たのです。
憲法9条には「戦争をしない」“というようなこと”が書いてあるのですが、いや、戦争しないって書いてあるように読めるんですが、
※第9条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
やっぱり、戦争しませんって。うん、いろんな解釈の方法があるらしくて、Wikipediaにたくさん書いてありました。
そもそも、この憲法9条は理想的な姿にすぎない。との、見解がWikipediaの上の方に書いてあって、その見方なら何でもありなのかと思ってみたり「交戦権」なるものが国際的に曖昧だから気にしなくて良いとか。アメリカやイギリスなどの軍隊持っている国が交戦権について考えることがないみたいです。「軍隊持っているけど私たち戦いません」って言わないし。スイスはどうなのかな?
つづいて、なんで、いま「安保改正」なのか?
「まわりの国が危ないから」っていうのが理由のひとつだと思うのですが、今回の改正で、自衛隊の活動範囲で地理的条件がとっぱられました。つまり、自衛隊が自衛隊であるのは、日本の近くの国が日本に迫ってきたら、それを阻止する、自衛するためだったはずが、湾岸戦争の後から海外に行くようになり、海外には行けるようになったけど、行く前にはわざわざ国会で特別措置法をつくらなければいけないので、今回「国際平和支援法」なる法律をつくろうとしているのです。この法律できれば、いつでも行ける。
前から言われていたけれど、アメリカが財政的に余裕がないので軍縮をしたい。そこで、日本にもっと頑張ってもらいたい。みたいなのもあるそうですが、
今後、すぐに日本にミサイルが飛んできたり、どこかの国が攻め込んできたりすることは、あんまり考えられない。そもそも、誰にもメリットがない。はず。いやいや、中国や韓国、北朝鮮とケンカしても誰も得しないし。
それよりも、中東やらアフリカやらでアメリカと仲の悪い国に自衛隊が派遣されて、そこで現地の政府軍ないし反政府軍と一戦を交えた戦闘行為があるかもしれない。そうしたら、戦死者が出るかもしれない。いや、出るだろう。
加えて、相手国の日本の印象はすこぶる悪くなる。「日本の軍隊が来て、戦っていった」。これは「ボクのお父さんは桃太郎ってやつに殺された」と同じで、どんな相手であっても敵を増やす。それが、ISなどの標的に日本が加わるようになる。
これが、本当に日本が目指す平和国家の姿なのか。
さて、安保改定以上に身近で重要案件の『TPP』。どうなってるのか、さっぱりわからない。こっちの方は、交渉内容を公表してはいけないというので、全く分からない。これの方が、色々ヤバイのではないかと思っているのです。いや、なにがヤバイのかわからないけど。
タイトルの新国立競技場。そんな簡単に白紙になるのかよ!思われた方、多いのでは。先日、国会で「これは変えられない」とあんなに言ってたのになぁ。まぁまぁ、お金かかりますからね。安い方がいいかな。
屋根、開閉できた方が良さそうですよね。
オリンピックまでに間に合うのはmustですが、なんなんですかね。これは。
そもそも、新しく国立競技場つくることで、なんでこんなに騒ぎになってるんだっていうところもそうなんですが、なんなんですかね。これは。
安保法案とは、そもそも何? わかりやすく解説【今さら聞けない】 http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/15/security-law-wakariyasuku_n_7806570.html
憲法解釈の変化の分かりやすいまとめ→【安保法案】集団的自衛権、憲法制定時からこんなに変わった http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/15/japan-security-bills_n_7313158.html
安保改定の次は憲法改正かな。ただ、まだ安保改定も参議院の審議が残っているので、まだ残っているのです。
なんとなく、今回の安保関連法案について理解できたような気がする。いや、間違ってるかもしれないけど。また、気になったら調べてみよ。
おととい、安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されて、きのう、衆議院の本会議でも可決されました。
「戦争法案だ!」とか「違憲だ!」とか「国民の理解が進んでいない!」とか言われているけど。
ぶっちゃけ、ボクもよくわかってない。
よくわかってないけど、テキトーなことを言って突っ込まれたので、どういうものなのか調べてみた。
今回の安保関連法案。そもそも「国際平和支援法」を新しくつくって、他10の違う法律をまとめて1つにしましょうというものらしいです。
詳しくは、ググれば出てくるので省略。
ここで、いくつも問題となる争点が出ていましたが、一番議論の中心となっているのは「集団的自衛権」ですね。
聞いたことはあるけど、よく分からない。
「個別的自衛権」なるものが、そもそもあるそうです。日本にミサイル打ち込まれたら、それに反撃する権利です。まぁ、そのために自衛隊があるわけです。
「集団的自衛権」とは何か、密接な国が、例えば同盟国であるアメリカが攻撃されたら日本も敵国に攻撃する権利。
これは、どうなんだと。これは、戦争ではないか。日本が攻撃されたらやるけど、アメリカが攻撃されたら日本も戦うのかと。
そもそも「集団的自衛権」はサンフランシスコ平和条約で国際的に認められているそうです。ただし、国内では認めていなかった。それは、日本国憲法の解釈により、日本は最低限の自衛権の行使のみにとどめようとしていたのです。しかし、2014年に集団的自衛権の見直しが閣議決定され「集団的自衛権もやむを得ない場合はOK」との政府見解が出たのです。
憲法9条には「戦争をしない」“というようなこと”が書いてあるのですが、いや、戦争しないって書いてあるように読めるんですが、
※第9条
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
やっぱり、戦争しませんって。うん、いろんな解釈の方法があるらしくて、Wikipediaにたくさん書いてありました。
そもそも、この憲法9条は理想的な姿にすぎない。との、見解がWikipediaの上の方に書いてあって、その見方なら何でもありなのかと思ってみたり「交戦権」なるものが国際的に曖昧だから気にしなくて良いとか。アメリカやイギリスなどの軍隊持っている国が交戦権について考えることがないみたいです。「軍隊持っているけど私たち戦いません」って言わないし。スイスはどうなのかな?
つづいて、なんで、いま「安保改正」なのか?
「まわりの国が危ないから」っていうのが理由のひとつだと思うのですが、今回の改正で、自衛隊の活動範囲で地理的条件がとっぱられました。つまり、自衛隊が自衛隊であるのは、日本の近くの国が日本に迫ってきたら、それを阻止する、自衛するためだったはずが、湾岸戦争の後から海外に行くようになり、海外には行けるようになったけど、行く前にはわざわざ国会で特別措置法をつくらなければいけないので、今回「国際平和支援法」なる法律をつくろうとしているのです。この法律できれば、いつでも行ける。
前から言われていたけれど、アメリカが財政的に余裕がないので軍縮をしたい。そこで、日本にもっと頑張ってもらいたい。みたいなのもあるそうですが、
今後、すぐに日本にミサイルが飛んできたり、どこかの国が攻め込んできたりすることは、あんまり考えられない。そもそも、誰にもメリットがない。はず。いやいや、中国や韓国、北朝鮮とケンカしても誰も得しないし。
それよりも、中東やらアフリカやらでアメリカと仲の悪い国に自衛隊が派遣されて、そこで現地の政府軍ないし反政府軍と一戦を交えた戦闘行為があるかもしれない。そうしたら、戦死者が出るかもしれない。いや、出るだろう。
加えて、相手国の日本の印象はすこぶる悪くなる。「日本の軍隊が来て、戦っていった」。これは「ボクのお父さんは桃太郎ってやつに殺された」と同じで、どんな相手であっても敵を増やす。それが、ISなどの標的に日本が加わるようになる。
これが、本当に日本が目指す平和国家の姿なのか。
さて、安保改定以上に身近で重要案件の『TPP』。どうなってるのか、さっぱりわからない。こっちの方は、交渉内容を公表してはいけないというので、全く分からない。これの方が、色々ヤバイのではないかと思っているのです。いや、なにがヤバイのかわからないけど。
タイトルの新国立競技場。そんな簡単に白紙になるのかよ!思われた方、多いのでは。先日、国会で「これは変えられない」とあんなに言ってたのになぁ。まぁまぁ、お金かかりますからね。安い方がいいかな。
屋根、開閉できた方が良さそうですよね。
オリンピックまでに間に合うのはmustですが、なんなんですかね。これは。
そもそも、新しく国立競技場つくることで、なんでこんなに騒ぎになってるんだっていうところもそうなんですが、なんなんですかね。これは。
安保法案とは、そもそも何? わかりやすく解説【今さら聞けない】 http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/15/security-law-wakariyasuku_n_7806570.html
憲法解釈の変化の分かりやすいまとめ→【安保法案】集団的自衛権、憲法制定時からこんなに変わった http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/15/japan-security-bills_n_7313158.html
安保改定の次は憲法改正かな。ただ、まだ安保改定も参議院の審議が残っているので、まだ残っているのです。
なんとなく、今回の安保関連法案について理解できたような気がする。いや、間違ってるかもしれないけど。また、気になったら調べてみよ。