大鹿村に行ったらなら、ぜひとも行くと良いと近所のおじさん(笑)が言われたので、長野県・大鹿村にある「中央構造線博物館」と隣接する「ろくべん館」に行ってきました。どちらも、共通入場券500円で入館でき、大鹿村を訪れたのなら、その村の歴史にも触れてみようと行ってみました。

訪れていみると、誰もいない。閉館しているのかと思いましたが、やっているようです。はじめに「ろくべん館」へ。受付の女性が「冬はほとんど人がこないんです。よく、来てくれましたね」と。ただのモノ好きです(笑)

「ろくべん」とは、大鹿村に伝わる「大鹿歌舞伎」を鑑賞するときに持ち寄るお弁当を、6段の箱に入れたモノ。昔は6段に限らず、7、8、9と何段にも積み重ねていたそうです。

「ろくべん館」では大鹿村の歴史や大鹿歌舞伎などの歴史を学ぶことができます。大鹿村では、農耕馬がとても大切にされていて、母屋の中に馬小屋をつくるほど、家族の一員として大切にされていたそうです。また、中央構造線の真上にある大鹿村は人の往来がかなり古くからあったそうです。

「中央構造線博物館」では、断層ではなく、プレートの動きにより陸と陸がぶつかり合ってできた「中央構造線」について詳しく知ることができます。西と東の全く違う岩石がぶつかりあっている展示など、思っていたより奥の深い世界を感じることができました。



大鹿村から見る赤石岳
image


ろくべん館内
image


ろくべん館内で機織りをする女性。なんでも、たまに来ているようで、ここまで丸1年!
image


中央構造線博物館外観
image