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上映している劇場は少ないけれど、ネットでの評判はすこぶる良い映画『この世界の片隅に』を日本語字幕付きで鑑賞してきました。

舞台は広島。のん(能年玲奈)が声で演じている“すず”という女性が主人公のアニメです。前半は戦前から戦時中にかけて、終盤は敗戦から立ち上がる姿が描かれています。

のんの優しい声にテンポよくストーリーが展開されるのが心地好い。戦時中の広島・呉の厳しい生活の中で、けなげに生き抜く人たちの姿に心打たれます。

後半は、米軍から攻撃を受ける呉や原爆が投下された広島も描かれています。それを含めても、この映画は見てよかったなと思っているし、見て欲しいなぁと思う映画です。


加えて、この映画が素晴らしいなぁと思うのが、エンドロールに「クラウドファンディング」の協力者の名前がクレジットで流れるところです。サイトによると一番最初に流れる人は324000円(税込)を寄付されたそうです。ちなみに、13人。10800円(税込)には1993人で、こちらも流れますが、一回じゃ到底読みきれないというか自分の名前ですら見つけられるのか危うい感じです(笑)

配給の問題で多くの映画館で上映されることはありませんし、いつまで上映されるかわかりませんが、この映画素敵です。