年に1度の定点観測だと思って、今年も笠松競馬場に行ってきました。
ただ、全力で走る馬が好きなだけ。1月の平日の競馬場は、小雪がちらつく中、ひたすらに駆る馬とそれを見つめる人たち、昭和感が漂う競馬場。あまり、長居をしたいと思わない空間で、毎度のことながら1レースだけ。
大勝ちするつもりもなく、ただ当たればラッキーと思いながら締切り15分前に競馬場に到着。オッズを確認して、当たりそうなところに数字を入れる。まあ、1口100円だからと、とりあえず600円。笑。そしたら、ほぼ人気順に確定して3連複550円の配当金w増えはしなかったけれども、ほぼ戻ってきたので、昼食を兼ねて、笠松競馬場の名物と言ってもいい「どて丼」(600円)と「どて煮」(1本100円)やっぱり美味しい。
昨年の1月24日に中京競馬場にも行ってみたけれど、そこでもやっぱり「どて丼」が美味しかった。どうも、競馬場というのは競輪場も競艇場もそうだけれども、長居をしたいと思える空間ではないけれども、食べるものは美味しかったりする。
公営競技である「地方競馬」の競馬場である「笠松競馬場」はかつて、オグリキャップなどの名馬が生まれ、岐阜県や笠松町、岐南町への財政的貢献を果たしてきたが、全国的に公営競技は1991年以降減少を続け、廃止された競馬場もあります。笠松競馬場も1993年から単年度の赤字が続き、財政的貢献ができないことから2004年に岐阜県の第三者機関から「即廃止」との報告が提出され、赤字を補う公的資金投入はできないという県の意見から笠松競馬場は廃止の危機の瀬戸際に立たされました。
これ以後、関係者の賃金、賞金削減を実施して2005年度は8000万円の黒字となり、2006年度以降も競馬場の存続が決定。その後は場外馬券の発売、2014年からはJRA(中央競馬会)の馬券の発売、楽天などのネットでの馬券の発売などもあり、ここ数年は単年度黒字を続けています。ネットでの馬券の発売は平日の日中開催している笠松競馬の馬券を競馬場まで買いに来る人は現実的に限られることから、手軽にしかも日本全国で馬券を購入することができることから、競馬場は閑散としていても馬券の発売は堅調ということになっています。あるWEBサイトによると全国の地方競馬でのネット投票は全体の57.33%にもなっているとのことです。
売り上げの減少という現状の他にも、笠松競馬場特有の課題として土地の問題があります。
特有の問題の他にも、公営競技というギャンブル(賭博)という、そもそもの課題があります。IR(統合型リゾート)での議論で「ギャンブル依存症」の問題が取り上げられましたが、そもそも日本では競馬や競輪、競艇、パチンコなど様々なギャンブルが存在しており、ギャンブル依存症の疑いがある人は536万人いるとされており、日本はそもそもギャンブル大国でギャンブル依存症対策は避けては通れない問題。今後、カジノが実現する過程で他のギャンブルとあわせてギャンブル依存症に関する対策が行われていくと思いますが、その先にも笠松競馬場存続の危機はもしかしたらあるかもしれません。
実にいろいろとありますが、来年度も笠松競馬は開催されるようです。ギャンブルという社会悪のような部分もありますが、中京競馬場よりも身近にサラブレッドが全力で走る姿を見られるのは笠松競馬場の良さだと思っています。今後も、入り浸ることはしませんが、年イチで笠松競馬場を見つめられたらなあと思っています。
ちなみに、 今週末(1月29日)は岐阜県知事選挙があります!現職と共産党推薦の新人という、地方でよくあるような、いや、現職圧勝で終わりそうな。もしくは、岐阜県知事選挙でよくあるようなカタチではありますが、知事選挙が行われます。岐阜県知事選挙は過去3回連続で過去最低の投票率を更新。前回4年前の投票率は33.92%。今回も過去最低を更新もしくは30%代の投票率であることは多いに考えられます。現職の古田知事は笠松競馬場が単年度赤字の場合は廃止という方針。相手の方も同様の意見かもしれませんが、笠松競馬場の事案も考えてみて、今回の知事選投票に行ってみてはいかがでしょうか。
ただ、全力で走る馬が好きなだけ。1月の平日の競馬場は、小雪がちらつく中、ひたすらに駆る馬とそれを見つめる人たち、昭和感が漂う競馬場。あまり、長居をしたいと思わない空間で、毎度のことながら1レースだけ。
大勝ちするつもりもなく、ただ当たればラッキーと思いながら締切り15分前に競馬場に到着。オッズを確認して、当たりそうなところに数字を入れる。まあ、1口100円だからと、とりあえず600円。笑。そしたら、ほぼ人気順に確定して3連複550円の配当金w増えはしなかったけれども、ほぼ戻ってきたので、昼食を兼ねて、笠松競馬場の名物と言ってもいい「どて丼」(600円)と「どて煮」(1本100円)やっぱり美味しい。
昨年の1月24日に中京競馬場にも行ってみたけれど、そこでもやっぱり「どて丼」が美味しかった。どうも、競馬場というのは競輪場も競艇場もそうだけれども、長居をしたいと思える空間ではないけれども、食べるものは美味しかったりする。
公営競技である「地方競馬」の競馬場である「笠松競馬場」はかつて、オグリキャップなどの名馬が生まれ、岐阜県や笠松町、岐南町への財政的貢献を果たしてきたが、全国的に公営競技は1991年以降減少を続け、廃止された競馬場もあります。笠松競馬場も1993年から単年度の赤字が続き、財政的貢献ができないことから2004年に岐阜県の第三者機関から「即廃止」との報告が提出され、赤字を補う公的資金投入はできないという県の意見から笠松競馬場は廃止の危機の瀬戸際に立たされました。
これ以後、関係者の賃金、賞金削減を実施して2005年度は8000万円の黒字となり、2006年度以降も競馬場の存続が決定。その後は場外馬券の発売、2014年からはJRA(中央競馬会)の馬券の発売、楽天などのネットでの馬券の発売などもあり、ここ数年は単年度黒字を続けています。ネットでの馬券の発売は平日の日中開催している笠松競馬の馬券を競馬場まで買いに来る人は現実的に限られることから、手軽にしかも日本全国で馬券を購入することができることから、競馬場は閑散としていても馬券の発売は堅調ということになっています。あるWEBサイトによると全国の地方競馬でのネット投票は全体の57.33%にもなっているとのことです。
売り上げの減少という現状の他にも、笠松競馬場特有の課題として土地の問題があります。
笠松競馬場は建設時に地主との交渉がうまくいかなかったことから競馬場の敷地の98%が全国では珍しく私有地になっており、コース内側には畑や水田に墓地まで存在する。この為に多額の土地施設賃貸料が発生しており、赤字が続くようになった笠松競馬場の経営にとって大きな足枷となった。黒字が見込めなければ廃止という条件が課された2005年度には地主らが笠松競馬存続に協力する形で賃貸料を固定資産税相当額に引き下げたが、笠松競馬が単年度黒字を計上した2006年度以降の賃貸料を巡って増額を求める地主らの一部と低く抑えたい競馬組合が対立[2]。賃貸借契約が合意に達しないまま笠松競馬が開催を続けたため、敷地の約30%を占める一部の地主らが賃貸借契約終了の確認とこれまでの賃貸料支払い並びに原状回復を求めて競馬組合を提訴するに至った。2008年5月の岐阜地裁一審判決では地主側が勝訴[3]。競馬組合側は控訴した。第2審の名古屋高裁では和解協議が持たれ、2010年度まで坪当たり賃料1200円とすることで合意した。しかしながら2011年度以降は固定資産税評価額など客観的基準に基づき賃料を算出することになっており、笠松競馬場の存続見通しが不透明なのは変わりがない[4]。 『Wikipedia』より
特有の問題の他にも、公営競技というギャンブル(賭博)という、そもそもの課題があります。IR(統合型リゾート)での議論で「ギャンブル依存症」の問題が取り上げられましたが、そもそも日本では競馬や競輪、競艇、パチンコなど様々なギャンブルが存在しており、ギャンブル依存症の疑いがある人は536万人いるとされており、日本はそもそもギャンブル大国でギャンブル依存症対策は避けては通れない問題。今後、カジノが実現する過程で他のギャンブルとあわせてギャンブル依存症に関する対策が行われていくと思いますが、その先にも笠松競馬場存続の危機はもしかしたらあるかもしれません。
実にいろいろとありますが、来年度も笠松競馬は開催されるようです。ギャンブルという社会悪のような部分もありますが、中京競馬場よりも身近にサラブレッドが全力で走る姿を見られるのは笠松競馬場の良さだと思っています。今後も、入り浸ることはしませんが、年イチで笠松競馬場を見つめられたらなあと思っています。
ちなみに、 今週末(1月29日)は岐阜県知事選挙があります!現職と共産党推薦の新人という、地方でよくあるような、いや、現職圧勝で終わりそうな。もしくは、岐阜県知事選挙でよくあるようなカタチではありますが、知事選挙が行われます。岐阜県知事選挙は過去3回連続で過去最低の投票率を更新。前回4年前の投票率は33.92%。今回も過去最低を更新もしくは30%代の投票率であることは多いに考えられます。現職の古田知事は笠松競馬場が単年度赤字の場合は廃止という方針。相手の方も同様の意見かもしれませんが、笠松競馬場の事案も考えてみて、今回の知事選投票に行ってみてはいかがでしょうか。