先日の【ビブリオバトルinクオーレの里】で天川くんが紹介してくれた『もしもし運命の人ですか。』を読んでみました。



アマゾンで5円+送料で買ったこの本。ブックオフなら108円だったかな。と思いながら、田舎暮らしの僕には、アマゾンポチりの方が早くて便利。お休みの日で時間があるなら、ブックオフに行って見つけられたら、カフェでじっくり読んでみるのもいいんですけどね。

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さて、こちらの「もしもし運命の人ですか。」ですが、思っていたより、読みやすくて、面白かった。ためになるかは、わからないけれども、天川くんが紹介しただけのことはあって、面白かったです。


この本は、著者の穂村弘さんのエッセイなんですけれども、この本の中で一番印象に残っているのが、『年下も外国人も知らないでこのまま朽ちてゆくのか、からだ』…。んんだ。これが一番印象的なのは、ビブリオバトルの中で天川くんがこの一文を紹介して、場が、なんともいえない盛り上がりを見せたからです笑。そう、image
 
この皆様と、なんとも言えない盛り上がりがありまして笑。

んでね。僕的な一番面白かったポイントは、ラストの解説。笑。

他の小説とかでも、解説。好きなんですけれども、誰かの他の視点から、この著書を見るとどうなのか?きっと、その解説を書いている人は、なんどもこの本を読んで、かみ砕いているから、きっと著者が書きたいことの本質を教えてくれるような気がしてwんでね。

瀧波ユカリさんの解説なんですけど『穂村さんあなたはずるいです』からはじめまります。そう、あなたはずるい。これは、褒め言葉ですね。そうそう。女の人からの愛が感じられる「あなたはずるい」は褒め言葉ですよ。これが、一番好きなポイントです。

ちなみに“あなたはずるい”の次は
「小心者で、自分が他人にどう思われているかが気になって仕方ない。だけど自分を飾り立てる勇気はない。恋愛の機会は多々あれど、『いい人』で終わってしまう事がコンプレックス。常に世界とちょっとだけずれていて、多少の行きづらさを感じている。妄想癖が半端ない。しかしそんな自分が嫌いというわけではなく、むしろ強く激しい自己愛に振り回されている。」
引用:『もしもし運命の人ですか。』183ページ
 …と続きます。  


2月はマイ読書月間。読めるだけよもっと笑。