今年からスタートした【白川魅力発見塾】3回目の今回はクオーレの里で2月24日、25日の2日に渡っての合宿でした。

第1回目は白川町役場での開講式。2回目は豊田市への視察、そして可児市での『オガール』の講演会を挟んでの第3回目はクオーレの里での合宿です。
昨日は岐阜県・関市で【特定非営利活動法人せき・まちづくりNPOぶうめらん】代表理事の北村隆幸さんを講師に講演会が行われました。また、岐阜大学地域科学部の富樫教授と美濃加茂の【姫Biz】の安藤さんも参加しての豪華な合宿となりました。
【ぶうめらん】の北村さんは、26歳で関市に戻り、フリーペーパーを中心としたソーシャルビジネスを展開している方です。現在36歳。僕も、学生の頃からG-netの中期インターンシップの受け入れ先の企業の一つだったので、北村さんのブログやFBはよくチェックしていましたが、ちゃんと挨拶をしてお話しするのは今回がはじめてということで、ワクワクでした。
講演の前に、北村さんのブログすごいんです。読み応えがスゴい。そして、関にある100件ぐらいのモーニングのお店を制覇しようとしている。現在45件。あと、半分。(ただ、実際はここからが大変だそうです。営業している時間や場所の関係でなかなか行けないからとw)他にも関の五郎丸の記事とか。
そんな北村さんの講演。まず「ぶうめらん」の名前の由来は、関市のカタチがブーメランに似ていることと、みんなにブーメランのように帰ってきて欲しいから。
関というまちを出て、戻ってくるタイミングは“結婚”までそれまでに、戻ってくるようになるには、関を出る、高校生までのあいだに、どれだけ関の魅力を感じられるかが大切だ!ということで、高校生によるフリーペーパーを関・美濃の高校生を対象とした高校生フリーマガジンを4000部発行したり、(もともと20000部のフリーペーパーを新聞折り込み(新聞店の男気で無料)で配布していたり)フリーペーパーをプラットフォームとして、しかも、市民のボランティアによって発行されているメディアの役割をされていたりします。
「高校生の頑張りは応援したくなる!」これは大共感。そうそう、高校生が頑張ると応援したくなるんですよ。で、フリーペーパーの印刷代はタダで協賛も集まるとのこと。なるほど!
高校生との取り組みのもう一つは【関牛乳】。関のソールドドリンクの関牛乳。関市民には外せないと言うことで、もちろんイオンにも置かれています。そんな関牛乳もかつては当然のように県立高校で販売されていたのが、時代の流れで自販機は入札。そして、とるのは最大手のドリンクメーカーということで、ここに危機感を持ち、高校生×関牛乳×ブーメランの取り組みをされているそうです。具体的には関高校の文化祭で、本物の投票箱を設置して「牛乳×○○」の○○は何が一番人気かを投票で決めたそうです。高校生の投票で一番多かったのが“抹茶”で再開は“納豆”だったそうです。が、実際に“納豆”を創ったみたいですが、見事に売れなかったようです。そんな後日談もあるような面白い取り組みもされている。
【地域企業×高校生×NPO】企業にとっては、CSRも含めて、地域に根付くために(営業から始まる仕事では防犯活動で地域に入り込むと営業がしやすくなる)とか、
気になったワードは【小規模多機能自治組織】。
他にも、お寺でのイベントやコミュニティブックカフェ(ブックエカ)という取り組みや、ぶうめらんが地域の企業のCSRをサポートする支援する役割についても面白かったな。
北村さんの講演後は3グループに分かれての意見交流会。いろいろお話でましたが、一番盛り上がったのは【地元に戻らない最大の理由は仕事がないからではなく、親や大人が楽しく生活をしていないからだ!】というものです。身近な大人が楽しそうに生活をしていたら、子どもたちもそんな大人になりたいと思う。そんな生活が、白川町でできるなら、きっと子どもたちは戻ってきたくなる。その一つのきっかけが、この合宿なんだろうなと思うのでした。

そうこうして、午後の9時を過ぎたので、鍋で懇親会。みんなめっちゃ白川を語っている。熱いねwなかなか、楽しかったです。なかなか、白川の中の飲み会で、前向きな白川を語る飲み会をここのところ体験していないので、面白かった。そして、その場にいた15人ほどのメンバーのうち、実は白川町の出身者は5人というもの、これからの白川町のカタチなのかな。とも。地元の出身者だけでは、もはや地域は維持できなければ発展もしない。Uターンはもちろん、Iターンや外部の講師や応援団がいて、これからのカッコいいまちはできていくのかな~。とも。
深夜も軽く0時を超え。みなさん、元気にやっておりましたw

2日目のスタートは僕の【オガール】の講演会の報告会。尺を1時間いただいて、めっちゃ話したw講演会のお話やAmazonでその場でポチった本を参考にお話しました。(まあ、自分の活動ではないですが、意外にも皆さんに好評でほっとしました)

そして、姫Bizの安藤さんによる、これからの魅力発見塾で取り組んでいく内容についてのワークです。それぞれの想いを語り、今回の合宿はお開き。また、次回まで講義の取り組みがはじまります。

今回の合宿の終盤に想ったのですが「大人が真面目に楽しく学べる場があることは、とても良いことで、しかもその姿を子どもたちが見ている。時に、一緒に考えて学ぶ場がある」というのは、とてつもなく地域にとって貴重で面白いなぁと思ったのです。だって、大人が楽しそうに地域のことについて、考え、想いを語り、つくりあげていく姿を子どもが身近で見ていたら、地域に興味持つし、自分もやりたいって思うじゃないですか。そういうのいいなぁというのが、今回の合宿の最大の気づきです。ありがとうございました。


第1回目は白川町役場での開講式。2回目は豊田市への視察、そして可児市での『オガール』の講演会を挟んでの第3回目はクオーレの里での合宿です。
昨日は岐阜県・関市で【特定非営利活動法人せき・まちづくりNPOぶうめらん】代表理事の北村隆幸さんを講師に講演会が行われました。また、岐阜大学地域科学部の富樫教授と美濃加茂の【姫Biz】の安藤さんも参加しての豪華な合宿となりました。
【ぶうめらん】の北村さんは、26歳で関市に戻り、フリーペーパーを中心としたソーシャルビジネスを展開している方です。現在36歳。僕も、学生の頃からG-netの中期インターンシップの受け入れ先の企業の一つだったので、北村さんのブログやFBはよくチェックしていましたが、ちゃんと挨拶をしてお話しするのは今回がはじめてということで、ワクワクでした。
講演の前に、北村さんのブログすごいんです。読み応えがスゴい。そして、関にある100件ぐらいのモーニングのお店を制覇しようとしている。現在45件。あと、半分。(ただ、実際はここからが大変だそうです。営業している時間や場所の関係でなかなか行けないからとw)他にも関の五郎丸の記事とか。
そんな北村さんの講演。まず「ぶうめらん」の名前の由来は、関市のカタチがブーメランに似ていることと、みんなにブーメランのように帰ってきて欲しいから。
関というまちを出て、戻ってくるタイミングは“結婚”までそれまでに、戻ってくるようになるには、関を出る、高校生までのあいだに、どれだけ関の魅力を感じられるかが大切だ!ということで、高校生によるフリーペーパーを関・美濃の高校生を対象とした高校生フリーマガジンを4000部発行したり、(もともと20000部のフリーペーパーを新聞折り込み(新聞店の男気で無料)で配布していたり)フリーペーパーをプラットフォームとして、しかも、市民のボランティアによって発行されているメディアの役割をされていたりします。
「高校生の頑張りは応援したくなる!」これは大共感。そうそう、高校生が頑張ると応援したくなるんですよ。で、フリーペーパーの印刷代はタダで協賛も集まるとのこと。なるほど!
高校生との取り組みのもう一つは【関牛乳】。関のソールドドリンクの関牛乳。関市民には外せないと言うことで、もちろんイオンにも置かれています。そんな関牛乳もかつては当然のように県立高校で販売されていたのが、時代の流れで自販機は入札。そして、とるのは最大手のドリンクメーカーということで、ここに危機感を持ち、高校生×関牛乳×ブーメランの取り組みをされているそうです。具体的には関高校の文化祭で、本物の投票箱を設置して「牛乳×○○」の○○は何が一番人気かを投票で決めたそうです。高校生の投票で一番多かったのが“抹茶”で再開は“納豆”だったそうです。が、実際に“納豆”を創ったみたいですが、見事に売れなかったようです。そんな後日談もあるような面白い取り組みもされている。
【地域企業×高校生×NPO】企業にとっては、CSRも含めて、地域に根付くために(営業から始まる仕事では防犯活動で地域に入り込むと営業がしやすくなる)とか、
気になったワードは【小規模多機能自治組織】。
他にも、お寺でのイベントやコミュニティブックカフェ(ブックエカ)という取り組みや、ぶうめらんが地域の企業のCSRをサポートする支援する役割についても面白かったな。
北村さんの講演後は3グループに分かれての意見交流会。いろいろお話でましたが、一番盛り上がったのは【地元に戻らない最大の理由は仕事がないからではなく、親や大人が楽しく生活をしていないからだ!】というものです。身近な大人が楽しそうに生活をしていたら、子どもたちもそんな大人になりたいと思う。そんな生活が、白川町でできるなら、きっと子どもたちは戻ってきたくなる。その一つのきっかけが、この合宿なんだろうなと思うのでした。

そうこうして、午後の9時を過ぎたので、鍋で懇親会。みんなめっちゃ白川を語っている。熱いねwなかなか、楽しかったです。なかなか、白川の中の飲み会で、前向きな白川を語る飲み会をここのところ体験していないので、面白かった。そして、その場にいた15人ほどのメンバーのうち、実は白川町の出身者は5人というもの、これからの白川町のカタチなのかな。とも。地元の出身者だけでは、もはや地域は維持できなければ発展もしない。Uターンはもちろん、Iターンや外部の講師や応援団がいて、これからのカッコいいまちはできていくのかな~。とも。
深夜も軽く0時を超え。みなさん、元気にやっておりましたw

2日目のスタートは僕の【オガール】の講演会の報告会。尺を1時間いただいて、めっちゃ話したw講演会のお話やAmazonでその場でポチった本を参考にお話しました。(まあ、自分の活動ではないですが、意外にも皆さんに好評でほっとしました)

そして、姫Bizの安藤さんによる、これからの魅力発見塾で取り組んでいく内容についてのワークです。それぞれの想いを語り、今回の合宿はお開き。また、次回まで講義の取り組みがはじまります。

今回の合宿の終盤に想ったのですが「大人が真面目に楽しく学べる場があることは、とても良いことで、しかもその姿を子どもたちが見ている。時に、一緒に考えて学ぶ場がある」というのは、とてつもなく地域にとって貴重で面白いなぁと思ったのです。だって、大人が楽しそうに地域のことについて、考え、想いを語り、つくりあげていく姿を子どもが身近で見ていたら、地域に興味持つし、自分もやりたいって思うじゃないですか。そういうのいいなぁというのが、今回の合宿の最大の気づきです。ありがとうございました。
