テレビ番組でも、見慣れた明治大学の齋藤孝先生の『読書力』。この本を一言で説明すると“読書のすすめ”。「読書のすすめ」というよりも、なぜ読書をしなくてはならないのか?について、意外なほど強く主張されている一冊。

読書100冊。読書をしている人と、していない人の壁は、4年間で100冊本を読んでいるか。漫画や雑誌ではなく、新書で。文庫本で。そして読んだ本の要約を話すことができるれば、本を読んだことになるし、できないのであれば、読んでないのと一緒だと。読書をしている人としていいない人では、会話も文章にも違いが出てくる。(実感として思う)

日本がここまでの先進国になれたのは、日本人が読書を好んできたから。いまの書籍の読者は10代、20代の学生でなく、30代、40代、50代の社会人。確かに、電車に乗っていても、本を読んでいるのは、そういう人たちであることが多い。書店に行っても、学生どうことよりも、お金を出して本を買うのは、社会人。もちろん、大人になっても本を読みたいと思うことは大切なことだし、僕も読んでる。けれども、読むべきときに読んで欲しい。日本には聖書のような絶対的な本が存在せず、たくさんの本を読んで、そこで価値観や倫理観を得る必要があった。だからこそ、日本は読書大国なのだが、この頃は少々事情がことなる。売れるのは簡単に数時間で読み切れる本だし、街の本屋さんは閑散としていたり閉めたりするところもある。電車に乗れば本を読んでいる人は少数。こんな社会だけれども、齋藤先生はこの本で、読書を全力で推奨されている。

子どもができたら、本を読み聞かせてあげたい。と、この本を読んで思った。好きな人や頑張っている人や頑張ってほしい人には、本をプレゼントしようと思った。

僕は大学生の頃、お金がなくて、本屋さんで2時間ぐらい立ち読みをしているたこともよくあった。立ち読みだけでは申し訳なく、少しお金があれば本を買っていた。基本はいまでもあまりかわらない。いまは、立ち読みするより表紙で買う。その頃よりも、本を読む時間は減ったけれども、本を買う冊数はむしろ増えている。買って読まずに「積ん読」の本もあるけれども、いつか興味が再び向けば読もうと思っているし、なによりも日本の出版界に少なからず貢献をしていると思っている。

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この数日、読書のミニブームが来たので、この読みたいうちに読めるだけ読もうと思います。