タイトルが刺激的だけど、不倫と言うより大人の恋愛の経済学。昨年、世の中「不倫」で騒がしかったけれども、この本はなかなか、面白い本だった。「結婚」していない、予定もない僕が、このブログでこの本を紹介するのもどうかとおもったけれども、今後の参考までに読んでみると面白い本。

世界中で独身者は1~2割。残りの8割以上の人は既婚者である。おーそうか!日本でも独身者は、晩婚化で未婚の人が増えているけれども、既婚者って実は8割はいるのか!そうなると、高校生の純愛ドラマもいいけれども昼顔みたいなドラマもヒットするわけで、そもそも不倫市場って、この少子化で草食、絶食男子が増えていくなかで、需要あるな。とも。

前半は「熟年離婚」について。そして「不倫」 、「レンタル彼氏」「熟キャバ」、そして「老いらくの恋」と。この真面目なブログで書くのもはばかれるような内容なので、詳しくは直接聞いてください苦笑。

将来、マイナンバーが預金とリンクの義務化が2021年に予定されています。そうなると番号を知っていると預金もわかってしまうので、離婚が増えるとか。離婚するのにわざわざ用紙に判子を押して役所に出すのが面倒だから離婚しない人も少なからずいるけれども、この先、スマホで離婚できる時代がきたらもっと離婚する人が増えるとか。(もっとも結婚しない人、事実婚そのものが増えてくるとは思うけれども)経済的に自立している女性は離婚することも多い、なにより職場での不倫が一番多い。専業主婦で多いのは出会い系。不倫SNSが数年前に話題になったけれども登録者は日本でも200万人ぐらいいるわけで(もちろん、サクラもたくさんいるかもだけど)需要は十分。 専業主婦で不倫する人にはグリーなど出会うことも多いそうです。

ちなみに、世間的にいろいろあるけれども不倫に罪悪感を案じている女性は2%。おおwww。男性は8%。

高齢社会にこれからの日本では、結婚も離婚、恋愛も高齢者の需要がグイグイ高まってきそうです。なかなか面白い本だった。

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