昨夜は、山梨県の白州(サントリーの南アルプスの天然水とか。ウイスキーとかで有名なところ)に20年ほど前に移住して、自ら農地を開墾しながら田舎でバリバリ稼ぎ、三菱地所などの超大手とのコラボ(耕作放棄地を三菱地所などと開墾、酒米をつくり東京駅前一帯のビルの不動産を管理している三菱地所の丸の内のブランディングを兼ねた「純米酒丸の内」の酒造のサポート、捨てられていた間伐材を日本で最もマンションを売っている三菱地所がつくった日本最高層と言われるマンションで山梨県の間伐材を内装材に使用“森のタワー”のサポート)などを実施している曽根原久司さんをゲストに招いての『第5回白川魅力発見塾』に参加してきました。
image

 月イチで開催(開講)されている『白川魅力発見塾』毎回、全国的に注目されている講師の方を招いて開講されています。今回も“6次産業”分野では日本で第一人者であること間違いなしの曽根原さんが講師。(なかなか、超一流の講師の話を受けて、それを経て行動してカタチにするまでに至らないのが、ネックというか問題というか、まあそうなんです)

企業研修などで耕作放棄地を開墾する“開墾ツアー”や開墾した田んぼで田植えをする“田植えツアー”を日帰り70万円、1泊100万円で実施したり、北海道の捨てられていた大量の“ひまわりの種”を大手の食用油をつくっている会社で“ひまわり油”のコラボのサポートをしていたり、滋賀県のお菓子屋さん“たねや”で販売しているお茶のスイーツにも、関わっていたり…。なかなか、お話しを聞いているだけで面白かったです。


「日本の農村は宝の山」は曽根原さんが常に訴えていること。これからは、世界人口の60%をしめるアジア人の資産が増えてくるにつれて日本への観光客がますます増えてくる。現段階では京都や大阪、東京などに観光客が集中しているけれども、いずれ日本の原風景を感じにくる外国人観光客が農村にもやってくるようになるというお話しが終わりの方にありました。

日本の訪日外国人が中国人をはじめアジアの観光客を中心に増加を続けています。今後も、ほぼ間違いなく増えていく。この点については2月に可児市で講演されていたオガールの岡崎さんもその話をされていました。こちら。ほとんど、書いてないですけどねw。だけど、今後のトレンドは“観光とオーガニック”はキーポイントだと思う。イタリアやスペインは歴史ではじめ観光客を呼んでいたと思うけれども、いまも“ローマ”とか世界遺産を観に行くこともあるだろうけれども、やっぱね“食”ですよね。そして、そこでしかできないオリジナルな体験。なのかなー。と。


はい。で、お話しを聞いた後はワークでした。

image

“農村の資源”“都市のニーズ”からの“商品”を考える。

image

“つくりたいモノ、つくれるモノではなく、求められているものを提供する”これが、キーポイントだったと思う。求められていないけれども、大量につくって失敗する。イケるとおもってやってきたけれど、求められていなかったとか、地方創生系では、よくある話だとは思いますが、曽根原さんがやっているのは企業に求められていることを提供、サポートしているからうまくいっているし評価もされるし、連鎖的に広がっている。あー、そうなんだ。そうなだ。

“ニーズがあることをやる!”→ニーズのないことをするのは押し売り。←ここ。


閉めは2015年~2025年が社会の転換期になる。これを曽根原さんは20年前から言われていたそうです。東京五輪後です。この点『日本3.0』でも、メインテーマだったけれども、やっぱそうだと思う。じゃ、どうするの?そこなんだな。