
メーテレ55周年記念番組「岐阜にイジュー」第8話「婚活パーティーに参加する」の序盤で紹介された「大山白山神社」。今年、鎮座1200年も迎えるこの神社(かつては、お寺だった)の拝殿の絵天井を描いた「眉毛(びもう)」について、洞雲寺(とううんじ)の住職、尾関和尚に聴いてみました。

白川町にある「洞雲寺」は、かつて田代(たしろ)という高原にあり、昭和初期までは10人~20人程の青年僧がいたそうです。その一人で江戸時代に青年僧として「洞雲寺」で修行していたのが「眉毛」です。
曹洞宗のお寺である「洞雲寺」ですが、かつては宗派を隔てることなく、さまざまなお寺で修行することがあったそうです。「大山白山」も現在では神社ですが、かつてはお寺だったので、修行していたのだそう。絵の才能があり、他にも様々な面で優秀だったと言われる眉毛は、あるとき住職のすすめで、江戸に出て修行したそうです。しかし、その江戸にて先輩弟子から嫉妬と嫉みにより恨まれ、毒殺さたのだそうです。(決して、洞雲寺で毒殺された訳ではないので、念のため)どの時代も天才はつらいですね。
現在の「洞雲寺」にも、眉毛が描いたとされる天井画が残されています。

そして、4月から洞雲寺に来ている青年僧“だいすけさん”(左)。出身は秋田県で、つい先日まで修行していたそうです。

大山白山神社では、神前結婚式もできるそう。いやー、見てみたいですね!