なんとなく、落合宿にいってみたら中山道の宿場町をめぐってみたくなった。ちょうど、岐阜県での中山道の観光パンフレットも多くみるようになったし、ちょっとまわってみようかなーと思ったので岐阜県内17の宿場町をめぐってみました!

「中山道」とは、江戸時代の五街道のひとつ。東海道と並び、江戸の日本橋から京都の三条大橋をつなぐ道。東海道が太平洋側を通るのに比べ中山道は内陸をいきます。距離も高低差も中山道の方が長く険しいのですが、東海道が海沿いのため川を渡れなかったり、箱根越えが難しい場合などは、中山道が利用されていたようです。中山道には旅人が休む“宿場”は69あり、これが「中山道六十九次」と呼ばれています。

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岐阜県・瑞浪市の「
細久手宿」(ほそくてじゅく)こちらは、山間にある宿場町。宿場としての面影を感じさせるのは、いまも営業されている「大黒屋」という旅館で、かつては尾張藩の本陣だったそうです。
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いまは、外国人の方の利用が多いのかもしれません。


そして、大黒屋さんの前にはこちらの壁画。
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この「細久手宿」は隣の「大湫宿」との道のりに名所が点在しています。

おすすめなのが「奥之田一里塚」「弁財天の池」「中山道 琵琶峠」です。

「奥之田一里塚」
一里塚とは街道の1里(約4km)ごとに盛り土でつくられた塚のこと。かつて、ナビもなかった時代の旅人の目印となっていた塚です。まあ、いまでも中山道沿いには「一里塚」はあるのですが、本来の一里塚は道の両側にあったもの。ただ、現在現存するのは、片方のみのものがほとんど、それが、こちらは道の両端にありましたよー。しかも、調べたところ、瑞浪市には一里塚は連続して4カ所現存するそうです。これは、全国的にも珍しいとのこと。江戸時代から道の幅が変わっていないんですね。
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「弁財天の池」
こちら、山の上にあるのに水が絶えない池です。昔から、旅人に愛されてきた神秘的な場所ですよー。
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「琵琶湖峠の石畳」
こちら、実際には行っておりませんが、美濃の中山道で最も高い峠だそうです。全長730mの石畳は日本一長いと言われているそうです。