“いよいよ”とタイトルに書くのであれば、公示前に投稿すべきだったなーと思いつつ、参議院選挙のはなし。

2019年、夏の参議院選挙。「安倍一強」といわれるいまの国政においての“国民の審判”のような選挙。自民党・公明党の与党に野党がどう対抗するのかが焦点のよう。

我が岐阜県選挙区は改選1で、自民の現職vs野党統一候補の新人の構図。もう1人、「NHKから国民を守る党」の候補が立候補していますが「岐阜の選挙区はまわらず全国の候補者を応援をする」と新聞に書いてありましたので、“当選すること”が目的ではないよう。その一方で、NHKは公平な報道のために、どんな党でも平等に扱っているので、なんだかなという想いを個人的に抱いているところです。

さて、岐阜県は「保守王国」と言われ、自民党が強いところ。そのため、圧倒的に自民党の候補者が優位なのは言うまでもなく、現状もダブルスコアの票差が出ることも考えられます。加えて、前回6年前の52.97%の投票率を切るかもしれない。5割切るかも。そんな感じの、岐阜の夏の参議院選挙。



2013年、夏の参議院選挙。

スゲー覚えてる。

岐阜県選挙区のはなし。

新人で自民党の大野泰正候補者vs新人で民主党の吉田里江候補者と共産党、幸福実現党の各候補が立候補しての選挙。

2013年の夏も、圧倒的に自民党の大野候補の優勢でした。結果はダブルスコア。得票率58.75%の大野候補に対して、25.59%の吉田候補、それはなんとなくみんな感じていたと思う。僕も思っていた「勝てるはずがない」と。

そんな中、6年前の7月の選挙期間中に誘われた、吉田里江さんの車座に来てほしいと、ちょっと迷った。まあ、それでも“経験だしな”と思っていってみた。8時~だったかな。街頭での活動ができる時間までやってからだった。岐阜市の事務所であったのよ、夜だったので、ちかくの「猿カフェ」でパスタ食べて、ビールまでのんでね。(ぜんぜん、やる気ないw)それで、2時間ぐらいあったのかな?1時間ぐらいかな?話をね。その中で、思うことがいろいろあったんだけど、ひとつだけ「自民党以外の選択肢を提示したい」みたいな、これを言われて、これにすんごく共感したんですよ。例えば、東京選挙区なら、いろいろ選択肢はありますよ。けど、岐阜県だと自民党か共産党かみたいな。ぜんぜん、選択肢ないし、選挙にも、興味が持てない。だから、選挙に出るみたいな。選挙やったって負けるだろうと感じていても、あえて闘っていることに、共感した。

ある人が前に「握手をした人の数が票になる」みたいなことを言われた。全部がそうなる訳じゃないけれど、握手をして、話をして知ってもらわないと、選挙で勝てないのだと、すごくよく分かる。


東京選挙区のはなし。

2013年夏の参議院選挙で、日本の“選挙”が、大きく変わったことがある。

それが、“ネット選挙解禁”

いまでこそ、候補者がTwitterやFacebook、YouTubeで、政策や選挙活動の報告を選挙期間中でも投稿していますが、以前は、ネットでの選挙活動は禁止で、公示日から投票日までは、ネットに何も投稿しないことが、当たり前に行われていた。そんな状況を解禁したのが、2013年夏の参議院選挙。

この、夏の参議院選挙東京選挙区。

まず、得票率1位で当選したのは自民党の丸山珠代候補。2位は公明党代表の山口那津男候補。

で、一番世の中を驚かせたのが、山本太郎候補の当選。改選5での4位。

そして、波乱だったのが民主党の現職だった、鈴木寛候補の次点での落選。

いやー、当時、関わっていた人たちが、この件について、とくに何も言われていないので、僕からどうこうもないのですが、新宿駅南口から徒歩5分のところにあった「すずスタ」。ここで、放送されていた「100時間生放送」あれは、最高に楽しかった。ぼくも、新宿に仕事終わりに向かい、翌日、始発で仕事に行くことをやるぐらい、面白かった。暑い夏だった。


さて、今回の選挙、一部で注目されているのは、令和ではなく「れいわ」です。「ぜんぜん好きじゃないけれど。この先どうなるのがぜんぜんわかんない。」という観点から、NHKがどうこうとの党より、めちゃくちゃ興味はある。投票はしてないけど。

もしかしたら、当選ゼロかもしれない。それはそれで選挙なので仕方ない。東京選挙区なら山本太郎候補はきっと当選する。しかし、全国の比例代表から、名簿で3番目とか言うところで、代表載せてるとか、凡人には理解不明なところで、マジでここでバズるかもしれないところに、微妙な目線で見ている。結果は7月21日(日)。2週間以上あるから、どなんなるかわかりません。

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