「withコロナ時代」と呼ばれている今日この頃。新型コロナウイルス感染症(COVID コビット-19)の終息には今後数年が必要で、僕たちは“コロナウイルスと共存する”生活を送っていく必要があるようです。そこで、今回は“新進気鋭のサイエンスライター”鈴木裕氏の著書『最高の体調』を参考にこれからの“新しい日常”の過ごし方を探ります。




メンタリストのDaiGoが「日本で一番尊敬する人」という鈴木裕氏。その著書の一つ『最高の体調』

この中には、うつ病、肥満、集中力散漫、慢性疲労、モチベーションの低下、不眠、弱い意志力などの共通項として「文化病」という考え方を示し、その解決のために様々な科学的な根拠とともに紹介されています。カロリーの過剰摂取、トランス脂肪酸の摂取、食物繊維や発酵食品を食べないことの弊害、SNSの使い過ぎ、デジタルデバイスの弊害が紹介されています。

一方、その解決策として“自然に触れること”例えそれが「自然の画像」であっても効果があるようです。そして公園を散歩したりアウトドア体験をすることで、体調がものすごく改善するとのこと。その理由として、太陽光によくあたることや、腸内によい微生物が自然豊かな場所には多いこと。そして、なにより運動すること。

どんな運動でも、ある程度の負荷があれば脳には良い影響があるという事実です。
基本的には「1回45分の少しキツい運動を週に2回」のペースで行うのが、脳機能のアップが見込める最低ラインです。
一般のイメージよりも、ウォーキングは強力なパワーを持っています。
運動がストレスに効く理由には諸説ありますが、もっとも有力視されているのは「エクササイズが体のストレス対策システムを鍛えてくれる」という考え方です。

自然の中で、だれかと一緒速足でウォーキングすることで、ストレス軽減腸内環境改善快眠、不安解消で、良い人生が送れるようになるです。

というわけで、本書では他にも価値観についてやマインドフルネスについても書かれていますが、なにはともあれ、まずは、外に出てウォーキングが手っ取り早い!