『2040年の未来予測』からの読書投稿。今回は高橋祥子さんの『生命科学的思考』です。


ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考 (NewsPicksパブリッシング)
ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考 (NewsPicksパブリッシング)
高橋祥子
2021-01-06




成毛さんと高橋さんの配信を見ながら、Amazonでポチりました。

ものすごく丁寧に、分かりやすく書かれているけれど、まとめるのムズw
本を読むのは1日、まとめるのに1週間(そして、ブログにはまとめきれていない)



生き物(生物)は「遺伝子を運ぶための生存機械」。だから、遺伝子を次につなげるために何でもするのが“生物”。その結果としての、いまの僕たちであり、この地球上にいるさまざまな“生物”である。

そのため、この世界から争い事はなくならないし、男は浮気をする。それは「遺伝子を運ぶための生存機械」だから、自らが生き残ることが、まず必要で、遺伝子を次につなげることが生物としての役割だからこそ、いろいろと面倒なこともある。

個人、組織、社会の悩みや葛藤、課題などは「生物科学的思考」で解決が可能とまではいかなくとも、“なぜそうなるのか”は理解できる。

「なぜ、死ぬのか?」

「なぜ、老いるのか?」

常に環境が変化する中で、それに対応するには新しい個体(子孫)が生まれなければ対応できない。だがらこそ、人や生物は死んでいく。“死”はそもそも最初から“組み込まれている”だから老いる。

生物科学によると、新しい生命が活動するためには、古い生命は入れ替わっていく必要がある。だから「死」がある。

次々に世代が入れ替わるからこそ、生物は変化する環境に対応しながら種として繁栄していく。

「死」という仕組みがあるからこそ老いる。つまり「老化」する。

「老化」とは生命の平衡状態を維持するよりも速くエントロピーが増大していく現象。

平衡状態とは
「平衡」は辞書で調べると「つり合いがとれている状態」と解説されています。化学では,「正反応と逆反応の反応速度が等しくなり,見かけ上反応が止まったように見える状態」をいいます。したがって,平衡状態は,一方向にのみ進む反応ではなく,逆反応が起こる可逆反応についての状態です。引用:進研ゼミ(ベネッセ)より
エントロピーが増大していくとは
エントロピーとは「系の乱雑さ」です。
要するにその系が散らかっていれば、エントロピーは大きく。整っていればエントロピーは小さいということになります。引用:エントロピー増大の法則を宇宙一わかりやすく物理学科の僕が解説する(物理学生エンジニア)より

この宇宙の法則(物理)には「エントロピー」というものが、常に増大していきます。これを僕の理解で言うと“とどまっていられない”。この“世界(宇宙)は常に変化をし続ける”ということ。離れ離れになってしまうということ。

例えば、川の中の魚は元気に泳いでいても、水から出しておけば数時間で腐ります。なぜなら、エントロピーが増大しているから。

じゃ、なんで、川の中の魚は、元気に泳いでいて腐らないのかというと“生きているから”。生きているから、川の中の魚は、腐んない。保とうとしている。いまのままで、あろうとしている。「平衡状態」であろうとしているから、そのままに見える。「エントロピーの増大」に抗っている。必死に努力している。

「老化とは生命の平衡状態を維持するよりも速くエントロピーが増大していく状態」

細胞が分裂して、生命は自身を維持してけれど、そのスピードが追いつかなくなるのが老化。でいいのかなー(?)もしくは、ちょっとずつ“劣化していく”ことが仕組まれていると言ったほうがいいのか。



「エントロピーの増大」は死ぬことや老いることだけではない。「人間関係」もずーと同じではない。それは常に環境が変化しているから。仮に何年も仲良しでいられるとしたら、きっとその都度、アップデートしているはず。

例えば、家族や夫婦でも恋人でも“何もなくてもずっと仲良し”というわけじゃくて、“なにかしているから”仲良くなれたり、関係が良好であるのだということ。いまは、良好だから10年後同じかというとそんなわけではなく、常に“努力”が必要だということ。

企業でもトヨタGoogleも、世界一でいるためには、現状維持なんかじゃなくて、常に変化をし続けながら対応している。あれぐらいの企業になれば「変化は当然」なのは当たり前。ガソリン車なんて10年後走っているかわかんないんだし、テスラに日本の自動車メーカー駆逐されるかもしれない。トヨタは自動車メーカーとしてでは生きていけないかもしれない。だから、変化が必要。じゃ、なぜそんな状況になるのか?というと

“変化すること”だけが、いつも変わらないから。

すんごく調子のいいチームが何年も同じメンバーで調子良く行けるかというと、そんなことはない。

なぜなら、“変化すること”だけが、いつも変わらないから。






う〜ん、まとまんないなー。(笑)


この先の未来について

この先、テクノロジーは進化していく。そりゃ、不老不死に近づくし、もう実現しているかもしれない。そんなテクノロジーが進化した未来が来ても「人類みなが生命原則を理解した上で先にそれに抗い、思考をし続けた場合は明るい未来が可能」

目を引きやすいテクノロジーやアルゴリズムだけが強調されると、テクノロジーに支配されるという思考停止に陥ってしまうディストピアを迎える可能性がある。

なんのコッチャと思っている方もいるでしょう。僕も、この本3回ぐらい読んで、なんとなく理解しました(笑)

読むのはそんなに難しくない。200ページちょっとですし、読みやすいけれど、生物科学なんでね。ものすんごく丁寧に書いてもらっているんですが、3回読んでも僕には難しい(笑)

RNAとDNAの違い、この本で学びました。




ちなみに、この本は面白いです。僕の拙い説明では伝わらないと思うのでこちらをご覧ください。