“南海トラフ、首都直下型地震、富士山噴火”が気になったらとりあえず読んでおくべし!『首都直下地震と南海トラフ』

著書の鎌田浩毅さんは、昨年度、京都大学を定年で退職した日本の火山、地球化学の第一人者。
“感染症”、“気象災害”、“人口減少”などなど、日本が抱える課題はいまも多いですが、忘れちゃいけないのが「地震」と「火山」
特に、東日本大震災後の日本にとって、重要課題なのが「南海トラフ」「首都直下型地震」「富士山噴火」です。
東日本大震災もマグニチュード9という、とてつもなく大きな地震で、その後の原発事故を含めて、震災後10年を経て、いまなお、多くの人が地震の影響を受けています。
その東日本大震災の被害を超えてくると言われているのが「南海トラフ」「首都直下型地震」「富士山噴火」です。
まず、「南海トラフ」は「東海地震」「東南海地震」「南海地震」の3つの巨大地震が連続して起きると言われています。
最大34メートルの津波が静岡県から宮崎県までの太平洋沿岸を襲います。このあたりは「太平洋ベルト」と呼ばれ、日本の重要な工業地帯。この一帯が、地震とその後の津波で被害を受けることで、被害総額170兆円(東日本大震災は16兆円)、死者32万人(東日本大震災2万2200人)になると想定されています。
あの「東日本大震災」の被害の10倍の巨大地震が確実にくるのです。
なぜ、確実にくるのかといえば、“いままでずっとそうだったから”。
地球は今も昔も一定に動いている。ハワイから日本には向かって動いている「太平洋プレート」は毎年5〜10cm(爪の伸びる速さ)ずつ日本に沈み込んでいる。海底で生まれたプレートは2億年かけて日本にたどり着くそうです。
そんなレベルで地球は動いている。だから、数百年単位で大地震がおこるし、数千年単位で巨大地震が起きるのが必然なのです。
ちなみに、鎌田さんは、「南海トラフ」の地震が起きるのは2030年〜2040年頃と予想しています。あと、10年猶予があるようです。
「南海トラフ」より猶予がないのが「首都直下型地震」です。この地震、有名なのが100年前の「関東大震災」です。ちなみに、この地震は関東地域で大地震が起きると、それは「首都直下型地震」になるようです。んで、これは、いつなってもおかしくないと。
そして「富士山噴火」。富士山は、“日本の象徴”でとてもキレイな山ですが、あの山は噴火します。で、富士山が噴火して出た火山灰で日本は…。
火山灰は“ガラスの欠片”で、呼吸が苦しくなるし、精密機械も動かなくなり、電車や飛行機も動かなくなる。しかも、処分するのがとても大変らしいです。富士山噴火してしまえば東京をはじめとした関東一帯は麻痺してしまうし、そうなれば、日本全体も同様に麻痺してしまう。
つまるところ、この本読むと「関東平野」に住むのはリスク高すぎ!さらに言えば、高層マンションには絶対に住んではいけない。遠方で巨大地震があっても高層マンションだと、めっちゃ揺れるし、首都直下型地震でも富士山噴火してもエレベーターが停まる。水も電気もこない。トイレも使えない…。関東平野の高層マンションはやめといた方が…。
そんなわけで、防災意識を高める一冊です!
とりあえず、この動画を見るべし!

著書の鎌田浩毅さんは、昨年度、京都大学を定年で退職した日本の火山、地球化学の第一人者。
“感染症”、“気象災害”、“人口減少”などなど、日本が抱える課題はいまも多いですが、忘れちゃいけないのが「地震」と「火山」
特に、東日本大震災後の日本にとって、重要課題なのが「南海トラフ」「首都直下型地震」「富士山噴火」です。
東日本大震災もマグニチュード9という、とてつもなく大きな地震で、その後の原発事故を含めて、震災後10年を経て、いまなお、多くの人が地震の影響を受けています。
その東日本大震災の被害を超えてくると言われているのが「南海トラフ」「首都直下型地震」「富士山噴火」です。
まず、「南海トラフ」は「東海地震」「東南海地震」「南海地震」の3つの巨大地震が連続して起きると言われています。
最大34メートルの津波が静岡県から宮崎県までの太平洋沿岸を襲います。このあたりは「太平洋ベルト」と呼ばれ、日本の重要な工業地帯。この一帯が、地震とその後の津波で被害を受けることで、被害総額170兆円(東日本大震災は16兆円)、死者32万人(東日本大震災2万2200人)になると想定されています。
あの「東日本大震災」の被害の10倍の巨大地震が確実にくるのです。
なぜ、確実にくるのかといえば、“いままでずっとそうだったから”。
地球は今も昔も一定に動いている。ハワイから日本には向かって動いている「太平洋プレート」は毎年5〜10cm(爪の伸びる速さ)ずつ日本に沈み込んでいる。海底で生まれたプレートは2億年かけて日本にたどり着くそうです。
そんなレベルで地球は動いている。だから、数百年単位で大地震がおこるし、数千年単位で巨大地震が起きるのが必然なのです。
ちなみに、鎌田さんは、「南海トラフ」の地震が起きるのは2030年〜2040年頃と予想しています。あと、10年猶予があるようです。
「南海トラフ」より猶予がないのが「首都直下型地震」です。この地震、有名なのが100年前の「関東大震災」です。ちなみに、この地震は関東地域で大地震が起きると、それは「首都直下型地震」になるようです。んで、これは、いつなってもおかしくないと。
そして「富士山噴火」。富士山は、“日本の象徴”でとてもキレイな山ですが、あの山は噴火します。で、富士山が噴火して出た火山灰で日本は…。
火山灰は“ガラスの欠片”で、呼吸が苦しくなるし、精密機械も動かなくなり、電車や飛行機も動かなくなる。しかも、処分するのがとても大変らしいです。富士山噴火してしまえば東京をはじめとした関東一帯は麻痺してしまうし、そうなれば、日本全体も同様に麻痺してしまう。
つまるところ、この本読むと「関東平野」に住むのはリスク高すぎ!さらに言えば、高層マンションには絶対に住んではいけない。遠方で巨大地震があっても高層マンションだと、めっちゃ揺れるし、首都直下型地震でも富士山噴火してもエレベーターが停まる。水も電気もこない。トイレも使えない…。関東平野の高層マンションはやめといた方が…。
そんなわけで、防災意識を高める一冊です!
とりあえず、この動画を見るべし!