3月11日に購入した本。当時なぜ、この本をポチったかは忘れてしまった笑。ただ、この頃、人類史に興味があったのは覚えている。読み切ったのは、2ヶ月近く前。直ぐにアウトプットすればよかったのだが、いかんせん、この本、難しくてしばらく放置していたら、読み切った当時の感触も忘れてしまった笑。

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『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』

読んでいて、面白かった!特に半分ぐらいまで笑。ソクラテスやカントが出てきて、ギリシャ神話なんかの話になってくると僕の教養では理解が追いつかなくなってしまった。最後の方は、ちょっと何言ってるか分かんない。


一番印象に残っているのは、ホモ・サピエンスが誕生したのは、いまから20万年前(16万年前説あり)で、アフリカを脱出したのは5万年前以降だと。それ以前に人類は700万前にチンパンジーと分かれ、ホモ・サピエンスの祖先は一旦、アフリカを脱出していたのだが、再びアフリカに戻り、20万年前にホモ・サピエンスになり、5万年前に世界中に分かれたのだと。

ほー。この本を読む、2、3日前に読んだ『スマホ脳』には、“7万年前に東アフリカに10~20万人が暮らしていた。そのうちの3000人にも満たない人がアフリカ大陸を離れた。この3000人が現在アフリカ以外に暮らす人の祖先。人類は他種の動物よりも遺伝子が同じ。”と書かれていて、2万年違うやん。と、思ったことが、すんごく印象的でした笑。

ホモ・サピエンスよりもネアンデルタール人の方が、体が大きく、脳も大きかった。言葉も喋れた。けど、ネアンデルタール人は滅びて、ホモ・サピエンスは生き延びた。

なぜか?

ネアンデルタール人は身体が屈強だったため、獲物に体当りして捕えていた。一方、ホモ・サピエンスは華奢なので、道具を使ったり仲間と協力しなければ生き残れなかった。その結果、ホモ・サピエンスの方が生き残れたのではないかと。

ちなみに、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人は交配しているようです。だから、ネアンデルタール人の遺伝子はいまでも、どこかで生き残り続けている。

などなど、とても興味深いことばかりでした。あと、3回ぐらい読まないと、吸収できないかも笑。