労務問題を中心に、この社会を生き抜く法律知識を面白く学べる本『おっさんず六法』

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焦点を“おっさん”に当てて、おっさんが“落とし穴”にハマっても、法律の知識をもとに生き抜いていけるように書かれている。

著者が労働組合出身のフリーライターということで、労務問題がこじれたら、労働組合と弁護士に頼るといういう話なのだが、それに至る以前にも個人でできるコトについて紹介されている。

現状、この本に頼るようなトラブルにはあっていないが、人生どこでどんなトラブルにぶち当たるかわからないので“転ばぬ先の杖”としてこの本を活用するときがあるかもしれない。

ちなみに、労働者は法律で結構ちゃんと守られている。会社や学校、家庭の外で起きれば「逮捕」されるような案件でも、日本の社会では内側でなんとかしてほしい。みたいなことはよくある。

お店のものを万引きしたら即逮捕だが、会社の備品をパクっくるとかね。残業代が払われないとか、学校でいじめがあるとか、外なら犯罪なのに、内だとあやふやになることも。そうならないために、自分で自分の身を守るために知っておい方がいいこともある。

あと、何かあったときの弁護士ね。弁護士の重要性とお金、裁判や、様々な法律の手続きについても知るきっかけになった。

なんかあったときに「実名報道されないために」とかね。とりあえず、弁護士会の電話番号保存しときました笑。

おっさんず六法
松沢直樹
2021-04-17