矢野健太さんの著書『失敗の9割が新しい経済圏をつくる』読みました!
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本をポチった理由は、矢野さんと知り合いだからです笑。

8年前に名古屋駅前近くのグロービス経営大学院名古屋校で「ヤングリーダーズプログラム」というグロービス×G-netの企画に新卒1.2年ぐらいのメンバーを集めてリーダー育成みたいなプログラムを月イチでやっていたときに矢野さんも参加されていたという関係。

京大卒、電通社員という肩書の“スゴい人”でしたが、同時に“優しい人”でもありました。

電通の研修後には必ず飲み会があって…とか、電通流酒の飲み方とかすごいモテるとか聞いた覚えが…。

という話は置いといて、矢野さんも著書で出身大学とか前職で“色を付けたくない”ということで…。書いているけど笑。



電通は3年で辞めて、出身地である群馬県桐生市を盛り上げたいと、たまたま“起業”したのが「パンフォーユー」

はじめの事業が「オーダーメイドパン」。当時、クラウドファンディングで話題になった事業でした!その裏話も書いてあります。

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あ、そういえば僕も支援したな、あ、10,000円支援している笑。

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結局、この「オーダーメイドパン」は継続が難しくなり、その後、矢野さんは“迷走”をしたそうです。


この本は、矢野さんが“大変だった話”というよりは、それをもとにして、どうったら“新規事業”がうまくいくかを経験をもとに展開されていきます。

ぜんぜん、難しい言葉もなく、とても読みやすい本です。

2017年9月のクラウドファンディングから、紆余曲折を経て、現在は5つの事業を「パン」を商材に展開しています。

パンのサブスクリプションの「パンスク」や「パンフォーユーBiz」(ゴーストベーカリーとか)は注目している事業。

最近はメディアにもバンバン出演されていて、ついには本も出版されて、事業の方もますますスケールしている。

「成功するまで諦めない」とはよく言われるけれど、それを体現しているのはなかなか。コロナ禍の2年間も、個人向けパンのサブスクリプションをちょうど始めたタイミングで乗り切っていたり、

パン×DX
パン×SDGs
パン×地域創生

などなど、世の中の潮流を掴み取って、事業展開しているのも流石です。

“失敗9割”、でも、やれると信じてやる。

面白い本です!