Audibleで『サピエンス全史(上)』〜文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福〜ユヴァル・ノア・ハラリを聴いてみた!
サピエンス全史は随分と前に世界的なベストセラーとなり、僕も読んだのですが、あまり覚えていない苦笑。
そんなわけで、聴いてみました。これまでに、著者のハラリさんの本は『21Lesson』やら『ホモデウス』を聴いてきたので分かっているのですが、やっぱ、難しいよね苦笑。とはいえ、言っていることはなんとなくわかる気もする。が、しかし、まとめるのは要約サイトに任せたい笑。
僕たちは「ホモ・サピエンス」(賢い人)は、その他多くの猿と1匹の共通の祖先を持っている。兄弟がいれば、一方はサルで一方が僕たちの祖先になった。
600万年前に“チンパンジー”と“ヒト”に分かれ、“ホモ・サピエンス”は20万年前に誕生して7万年前にアフリカを脱出した。
僕たちはホモ・サピエンスは“ヒト科”。
“科と属”の違いは、交尾相手と血行を遡ると同じ相手ということ。つまり、僕たちはチンパンジーとは交尾をしないけど、祖先をたどればいきつく。
かつて、ホモ族はサピエンス以外にも存在した。結果的にサピエンスだけ生き延びた。サピエンスは誕生して、20万年にしかならないが、200万年生き延びたサピエンスもいた。となると、ホモサピエンスは以後1000年も生きれるか?すら疑問。
着陸歩行するので肩こりと腰痛に悩まされる。女性は骨盤が小さく未熟で生まれる。自活できな母親がいて協力が必要。社会生活に順応するようにできている。子どもは柔軟になる。
ヒトは取るに足らない動物に過ぎなかった。
かつて、僕たちの祖先は「骨髄」が食料だった。それは、大きな捕食者が捉えた獲物のおこぼれを貰っていたから。つい最近まで、サバンナの負け組だった。
頂点を得たのは火を使えたこと。それにより、調理することができる。チンパンジーは5時間かけて食事する。本来、動物の強さは身体的制約を受ける。
サピエンスはネアンデルタール人を虐殺した?いまを生きる全人類の血統は7万年前の東アフリカにいきつく。
なぜ、サピエンス他のホモ族に勝ったのか?それは、「架空のものを信じられるのはサピエンだけ」だから、猿に死後の世界の話は通じない。僕たちだけが、「虚構を信じられる」
人類は言語能力が飛躍した。「危険だ」は他の動物でも使っているけども、「噂話」はサピエンスだけ。
虚構の話で「大きくて安定的な地位を確保できる」。それは、ボスザルは選挙運動のように、コミニケーションに力をいれる。サピエンスでなくても、150人の集団までならうまくやっていける。しかし、150人を超えてうまくやっていけるのは「虚構」だけ。「宗教」「国家」「企業」
例えば、法人は当たり前のように存在しているけど、身体などない。
サピエンスだけが、生き延びたのは「虚構を信じられたから」デアネールタール人の方が身体が大きくて脳も大きかったが、虚構はわからなかったのではないか?とされている。
サピエンスとチンパンジーの最大の違いは「神話」を信じられるか?チンパンジーが1,500集まったら、めちゃ大変だがサピエンスが1500集まるのはたまにある。150までならチンパンジーでもときたまある。
『人と犬』
人は犬を使ってきたが、「犬」たちも人間を操った。犬は他の家畜とは違い、死んだ犬は人間のように葬られた。そんな、人と犬の関係は15,000年前には既に存在していたようだ。余談だが、犬は“人間依存症”だ。主人の帰りをずっと待っているし、飛び跳ねる。喜び方が尋常ではない。それは、長い年月をかけて、そのように犬を人に依存するようにしてきたからだろう。
『僕たちは最も危険な動物』
“かつてヒトは自然と調和してきた”とか言われることもあるが、実際は「最も多くの生物を絶滅させてきた」。ユーラシア大陸やオーストラリア大陸、アメリカ大陸、マダガスカル島などの“大型動物を絶滅”させてきた。いまでも、環境破壊の話題は耐えないが、生物を絶滅させたのはいまに始まったわけではない。
『農耕も家畜も数千年変わっていない』
家畜として育てられている動物も農耕で作られている作物も、数千年間変わっていない。
『農耕革命は史上最大の詐欺』
小麦に家畜化されたホモ・サピエンス。
小麦の繁栄に利用されたホモ・サピエンス。
狩猟採集民より働いて過酷な生活な農耕民。
小麦は繊細なので小麦の世話に苦心した。
農耕への移行で椎間板ヘルニアになった。
私たちが小麦を栽培したのではなく、私たちが小麦の家畜となった。
「小麦の奴隷」苦笑。
『余剰分で繁栄』
歴史とはごく一部の人たちの物語。余剰食料で繁栄した人たちが誕生した一方で農民は経済的自由はなかった。
『サッカーのルールは想像上のもの』
アリの行動はDNAにプログラムされている。ハチの行動も同様。サッカーのルールはプログラミングされていないがサッカーのルールは20人程度がわかっていればいい。それは小さな村レベル。何千人何万人のルールを守るゲノムはない。
『シュメール人』
メソポタミアにいた人たち。現存する文章は退屈な文章。“大麦…”みたいな、哲学的なものではない。税についてみたいな。
『不完全な書記体系』
数学や音符みたいなもの。話し言葉にできないことをするために存在した。
『アラビア数字はインドでうまれた』
アラビアがインドに攻め込み使い始めた。現在のアラビアでは違うけど、数を使うことは大事。
『アフリカ人奴隷がいた理由』
1.アフリカがアジアよりも近い
2.もともとアフリカには奴隷市場があった
3.マラリアなどの熱帯の病気に耐性があった
・宗教的神話が導入された
・生物学が導入された
・差別が事実になった
社会は常に差別をしてきた
『農耕社会以降男性は徳をしてきた』
かつてのギリシャでは子宮を持つものは要職にはつけなかった。
他、貨幣や帝国主義のお話。
世界は独立した国民国家の役割を終え、グローバル帝国になりつつあると。
(下)へ。
サピエンス全史は随分と前に世界的なベストセラーとなり、僕も読んだのですが、あまり覚えていない苦笑。
そんなわけで、聴いてみました。これまでに、著者のハラリさんの本は『21Lesson』やら『ホモデウス』を聴いてきたので分かっているのですが、やっぱ、難しいよね苦笑。とはいえ、言っていることはなんとなくわかる気もする。が、しかし、まとめるのは要約サイトに任せたい笑。
僕たちは「ホモ・サピエンス」(賢い人)は、その他多くの猿と1匹の共通の祖先を持っている。兄弟がいれば、一方はサルで一方が僕たちの祖先になった。
600万年前に“チンパンジー”と“ヒト”に分かれ、“ホモ・サピエンス”は20万年前に誕生して7万年前にアフリカを脱出した。
僕たちはホモ・サピエンスは“ヒト科”。
“科と属”の違いは、交尾相手と血行を遡ると同じ相手ということ。つまり、僕たちはチンパンジーとは交尾をしないけど、祖先をたどればいきつく。
かつて、ホモ族はサピエンス以外にも存在した。結果的にサピエンスだけ生き延びた。サピエンスは誕生して、20万年にしかならないが、200万年生き延びたサピエンスもいた。となると、ホモサピエンスは以後1000年も生きれるか?すら疑問。
着陸歩行するので肩こりと腰痛に悩まされる。女性は骨盤が小さく未熟で生まれる。自活できな母親がいて協力が必要。社会生活に順応するようにできている。子どもは柔軟になる。
ヒトは取るに足らない動物に過ぎなかった。
かつて、僕たちの祖先は「骨髄」が食料だった。それは、大きな捕食者が捉えた獲物のおこぼれを貰っていたから。つい最近まで、サバンナの負け組だった。
頂点を得たのは火を使えたこと。それにより、調理することができる。チンパンジーは5時間かけて食事する。本来、動物の強さは身体的制約を受ける。
サピエンスはネアンデルタール人を虐殺した?いまを生きる全人類の血統は7万年前の東アフリカにいきつく。
なぜ、サピエンス他のホモ族に勝ったのか?それは、「架空のものを信じられるのはサピエンだけ」だから、猿に死後の世界の話は通じない。僕たちだけが、「虚構を信じられる」
人類は言語能力が飛躍した。「危険だ」は他の動物でも使っているけども、「噂話」はサピエンスだけ。
虚構の話で「大きくて安定的な地位を確保できる」。それは、ボスザルは選挙運動のように、コミニケーションに力をいれる。サピエンスでなくても、150人の集団までならうまくやっていける。しかし、150人を超えてうまくやっていけるのは「虚構」だけ。「宗教」「国家」「企業」
例えば、法人は当たり前のように存在しているけど、身体などない。
サピエンスだけが、生き延びたのは「虚構を信じられたから」デアネールタール人の方が身体が大きくて脳も大きかったが、虚構はわからなかったのではないか?とされている。
サピエンスとチンパンジーの最大の違いは「神話」を信じられるか?チンパンジーが1,500集まったら、めちゃ大変だがサピエンスが1500集まるのはたまにある。150までならチンパンジーでもときたまある。
『人と犬』
人は犬を使ってきたが、「犬」たちも人間を操った。犬は他の家畜とは違い、死んだ犬は人間のように葬られた。そんな、人と犬の関係は15,000年前には既に存在していたようだ。余談だが、犬は“人間依存症”だ。主人の帰りをずっと待っているし、飛び跳ねる。喜び方が尋常ではない。それは、長い年月をかけて、そのように犬を人に依存するようにしてきたからだろう。
『僕たちは最も危険な動物』
“かつてヒトは自然と調和してきた”とか言われることもあるが、実際は「最も多くの生物を絶滅させてきた」。ユーラシア大陸やオーストラリア大陸、アメリカ大陸、マダガスカル島などの“大型動物を絶滅”させてきた。いまでも、環境破壊の話題は耐えないが、生物を絶滅させたのはいまに始まったわけではない。
『農耕も家畜も数千年変わっていない』
家畜として育てられている動物も農耕で作られている作物も、数千年間変わっていない。
『農耕革命は史上最大の詐欺』
小麦に家畜化されたホモ・サピエンス。
小麦の繁栄に利用されたホモ・サピエンス。
狩猟採集民より働いて過酷な生活な農耕民。
小麦は繊細なので小麦の世話に苦心した。
農耕への移行で椎間板ヘルニアになった。
私たちが小麦を栽培したのではなく、私たちが小麦の家畜となった。
「小麦の奴隷」苦笑。
『余剰分で繁栄』
歴史とはごく一部の人たちの物語。余剰食料で繁栄した人たちが誕生した一方で農民は経済的自由はなかった。
『サッカーのルールは想像上のもの』
アリの行動はDNAにプログラムされている。ハチの行動も同様。サッカーのルールはプログラミングされていないがサッカーのルールは20人程度がわかっていればいい。それは小さな村レベル。何千人何万人のルールを守るゲノムはない。
『シュメール人』
メソポタミアにいた人たち。現存する文章は退屈な文章。“大麦…”みたいな、哲学的なものではない。税についてみたいな。
『不完全な書記体系』
数学や音符みたいなもの。話し言葉にできないことをするために存在した。
『アラビア数字はインドでうまれた』
アラビアがインドに攻め込み使い始めた。現在のアラビアでは違うけど、数を使うことは大事。
『アフリカ人奴隷がいた理由』
1.アフリカがアジアよりも近い
2.もともとアフリカには奴隷市場があった
3.マラリアなどの熱帯の病気に耐性があった
・宗教的神話が導入された
・生物学が導入された
・差別が事実になった
社会は常に差別をしてきた
『農耕社会以降男性は徳をしてきた』
かつてのギリシャでは子宮を持つものは要職にはつけなかった。
他、貨幣や帝国主義のお話。
世界は独立した国民国家の役割を終え、グローバル帝国になりつつあると。
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