大王製紙創業者の孫で元会長の井川意高さんの著書『溶ける 再び』読みました!

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6月末には手元にあったのに、読み切るのに随分時間をかけてしまったな笑。そんなに難しいことは書いてない。結構面白い。

“3億円あったらいいなぁー”とか思うこともあるけど、井川さんはカジノで106億円溶かしてるので、100億円あっても、安心できない苦笑。

前著、『溶ける』はもちろん読んでますよ。井川さん、結構好きやし。

自分の会社(株主であり会長)から借りたお金をカジノで溶かしたけど、ちゃんと返済しているけど、実刑が確定して刑務所に収監されているのが、なんだかなぁーと思ったりも。

本書には、“大王製紙でのクーデター”について書かれています。大王製紙から創業家を排除するクーデターがおきたと。

製紙業は、装置産業で薄利多売。なかなか、利益が出にくい産業で、このペーパーレス社会では傾斜産業。大王製紙もなにかと大変だけど、“エリエール”の存在が大きいとか。

僕の身近のところだと、可児市にある旧名古屋パルプ(大王製紙可児工場)も大赤字たったのを井川さんが立て直したとの話も。

“カジノで人生狂った話”の他にも、家族の話があったり。最後には安倍元総理との関係も。安倍さんの人柄が伺える内容でした。もちろん、事件前に出版された本です。