動物園に行くのは一生に3回と言われています。「1回目は親に連れられて、2回目は遠足、3回目は自分が親になって子を連れて」

僕の人生振り返ってみると、東山動植物園に行ったのは5回…かな。他に上野などにも行ったことあるから、実際は10回ぐらい行っているかもしれない。

そんな動物園の役割は、子どものための「レジャー施設」と、捉えがち。あまり、普段意識していないから「キリンさん」や「ゾウさん」を見に行く場所としての感覚が大きい。

それでいて、動物が狭い檻に閉じ込められている印象もあるので、動物園が動物の自由を侵害しているとも思われがち。確かに、動物園が嫌いな人もいる。野生ならノビノビ生きていけるのに…と。同じ霊長類で体が大きなゴリラやらヒトに近いのを見ていると気の毒な感覚もある。

けど、動物園には、それはそれでもっと大切な役割があると思う。

野生の動物は自由だけど、食料が得られないこともあれば、敵に襲われることもある。人間に殺されることもあるし、自然災害の被害にあったり、自然環境の変化に対応できないかもしれない。

一方で、動物園では食料は確保されている。むやみに殺されることもない。ある程度の安全は確保されている。お見合いして繁殖の機会もある。これは、これで良いかもしれない。



動物園には「絶滅危惧種」が多くいる。かつては、この大地に広く生息していた大型動物は、僕たちホモサピエンスが地球上に広がったことで、その多くが絶滅もしくは、大きく減少したと言われている。

大きな動物は、生育も繁殖も時間がかかるため、年に数頭捕獲するだけでも、減少していく。食べるため、もしくは存在が危険なため、野生動物は数を減らしてきた。


「インドサイ」とか、よくいままで生き延びてきたなというのが率直の感想だった。
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「インドサイ」は絶滅危惧種。鎧のような身体して、ゆったり動く。よく生き延びてきたな。
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「インドサイ」は結構衝撃やった。あー、まだこんな動物が生き残っていたのかと。

地球は“生き物の宝庫”ではあるけれど、大型動物の野生動物は大きく減少した。いまこの地球にいる大型動物のほとんどは家畜だ。

ライオン3万頭
キリン10万頭

一方で

飼い猫6.3億匹
飼い犬4億匹

牛14億頭
豚9.9億頭
羊12億頭
(2014年)

とまあ、こういう感じ。

野生のライオンは3万頭だけど、飼い猫は6億匹の世界なのだ。

インドサイの生息数は2000〜3000頭とのこと。いずれ、絶滅してもおかしくない。

そう考えると、動物園の役割は決して“子どものためのレジャー施設”に限らず「ノアの箱舟」のような“種の保存”という役割があると思う。

人の存在によって数を減らしてきたからこそ、人の手によって“種を守る”必要があると思う。

いかんせん、動物園の維持にはお金がかかる。入園料では、如何ともし難い。税金での運営にいつまでも理解が得られるかはわからい。けど、やっぱり、動物園って必要だなと思う。


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