『金儲けのレシピ』事業bot著読んでみました!
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こんな感じの本を今年、何冊か読んでいますが、圧倒的に読みやすく、わかりやすく、シンプルで、事例満載だった。

読み始めて数時間で読み切れる。実名ではないので、バッサバッサと世の中の儲かりシステムを“暴いて”いるのも面白い笑。

“クラウドファンディング”を“前売り券”と説明しているところが序盤で印象的だった。

最後のまとめは、“金儲けのレシピを売る”のが最強としている。その最たるものが「セブン-イレブン」フランチャイズで実際に儲かるんだけど、その分多くのロイヤリティをオーナーから巻き上げている。←言い方.

焼肉屋は、そんなに難しい飲食店ではない。お肉や野菜を盛り付けて、出すだけ。ただ、家でやるには、ニオイが出たりするのでやりたくない。なので、焼肉屋に行くのだが、実際に調理(焼く)のはお金を払っているお客さんなのだ。お金を払って、肉を焼きに行っている。なんともいい商売。

まあ、“お客様にテントを組み立てさせて場所代を取るビジネス”も、良いモデルだなと思う。

お寿司だって、ちょっとした“魚の切身”と少量の“米”を“握って”出すと、1貫1000円になったりするもんね。

あとは、“ただの水”を高く売ったり、“ただの空気”を高く売ることとか。銀座で出てくるお水がボトルで2000円とか。教祖様がパワーを注入したお水が数万円とかね。

“砂糖”、“小麦”、“脂肪”は、中毒性がある。全面的に砂糖を出さずに、隠して砂糖を入れておくと中毒になるようです。“タピオカ”、“パンケーキ”しかり。最近ブームが去った感のある“高級食パン”なんぞ、甘いパンだもんな。食パンは、毎朝食べたりするから、なかなかよいけど、ブームだったかなと。

“権威になる”っていうのも、面白かったな。“謎の資格をつくる”っていう。元祖は「漢検」。もともと、松下電器の社員だった人が歴史ある漢字の検定をつくって、小中学生がこぞって受ける資格になった。結構ボロ儲け。問題つくって、賞状贈るっていうね。

“○○協会”を設立して、“○○検定”をつくって、講師になるっているビジネスもオイシイらしい。

“儲”って、“信者”っていう漢字に分けれるぐらい、信者っていうのは儲かるらしい。それは、他の本にもあったな。


なかなかおもしろかった。