Audible『サピエンス全史(下)』聴きました!



以前、(上)を書いてから随分と時間が過ぎたような気がする…苦笑。


“ユヴァル・ノア・ハラリ”さんの本はいままでに、何冊か聴いてきて、なおかつ、あとから出版された本を先に聴いてきたので、繰り返しになっているところも。(上)にどんなことを書いたかも忘れつつあり、そもそも聴き始めた頃のことは完全に忘れている(笑)

詳しくは、他の紹介を見てもらえればと思うwww
















『宗教』は“想像的”なもので、“絶対的権威”で“超人間的”。「宗教」は「貨幣」「帝国」とならんで社会秩序。

「宗教」は、“いつでも”、“どこでも”、正しい。「宗教」は普遍的であると同時に広めることが求められる。※古代の宗教は局地的で排他的だった。

「宗教」は普遍的な「貨幣」や「帝国」のようにひろがった。

「宗教」では、“サピエンス”の地位をあげた。

“アミニズム”は自然とヒトは同等だった。もともとの「宗教」は、すべてを受け入れた。

神的存在と引取をして、多神的になり、多神教は受け入れる。神を排除しない。

ところが、「キリスト教」は僅かな違いのため何百万人を殺してきた。

「仏教」の「ゴータマ・シッダールタ」は神ではない。もともと、紀元前500年に小国の国王だった。 

「仏教」は神を否定しないが、神は苦しみからは解放してくれない。仏教は“あるがままに受け入れる”

「涅槃(ねはん)」
・空想や迷いから無縁
・苦しみから開放
ブッダになった
・ブッダとは悟りを開いた人
以下、割愛





“文化は精神的感染症”



スコットランドで、牧師が死んであとに残された未亡人と家族の為の「年金」をつくった。そのとき、牧師は「神」にお願いしなかった。計算した。年金をつくるには、牧師が亡くなると可能性と残される家族の寿命を計算するようにした。いくら調達して、支払する必要があるのか?その結果、1ポンドの誤差しかなかったという。そして、現在でも世界最大規模の年金事業者になったのだ。



「クック船長」がいた時代。船員の半分が謎の病で死んでいった。原因は、ビタミンC不足だった。そのため、果物を食べさせた。

イギリスは植民地をすすめた。「オーストラリア」や「ニュージーランド」。現地では、先住民が迫害された。「タスマニア人」は消滅した。

「科学」の発展と「帝国主義」は一緒

「インド」と「中国」が、かつて世界の経済の中心だった。


日本が19世紀に発展したのが、政治も経済も西洋の真似したから。

中国にはそれができなかった。

ヨーロッパは近代前期の貯金があった。そのため、テクノロジーの飛躍に乗ることができた。



「アメリカ大陸」は、無名のイタリア人の名前に由来する。アメリカ大陸を発見したコロンブスは、死ぬまで東インド大陸だと思ってた。

スペイン人がカリブ海の先住民をほぼ壊滅させたあと、鉱山やプランテーションで働かせるため黒人を連れてきた。

イギリスが中国にアヘンを輸出した。中国が禁止するが、政治家が株を持っていた。イギリスが自由貿易の名のもの中国と戦争した(アヘン戦争)。イギリスは圧勝。アヘンを自由に輸出して、「香港」をアヘン貿易の拠点とした。

“産業革命”の変化はまず「農業」からはじまった。

いまでは、食べる量を減らせばやせれるのに、わざわざダイエット商品を購入して、二重に経済に貢献している。アメリカのダイエット商品購入金額で世界の貧困を救える。必要のない家電を買って借金に苦しむ。

むかし、イギリスの馬車の出発時刻を発表した。ただし、都市ごとに時間が異なった。そのため、馬車の時刻を1880年に「天文台の時刻」にあわせた。イギリスの時刻をそれにあわせた。結果、世界の標準時になった。

「ラジオ局」が最初に放送したのが「時報」

イギリスはかつて世界の4分の1を支配していた。それをイギリスは平和裏に手放した。

世界の国々は1945年以降、極少数をのぞき侵攻や侵略をすることはなくなった。

「真の平和」とは、戦争がないことではないことではく、「戦争が起きる心配がない」こと。

戦争が起きる心配がないことは歴史上なかった。