難しいことを分かりやすく。『東大生が日本を100人の島に例えたら 面白いほど経済がわかった!』をAudibleで聴いてみました!

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サンクチュアリ出版の本なので、普段、本なんて読まない人にも優しい本です。まぁ、Audibleなんですけどね。著者のムギタローさんは、現在は会社員をされているようです。みんなに、分かりやすく経済について紹介したいということのよう。

お金について、税金について、国家についてなどなどについて、分かりやすく説明されています。

たとえば「税金」はなぜ納めなければいけないのか?といえば、現金「円」をみんなに使ってもらうためという。税金だけで、国家が運営されているわけではない。毎年、税金よりも多くの国債で日本は運営されているわけだけど、それができるのは、みんなが「円」でなければ税金を納められないから、みんなが「円」を稼ぐ必要があって、税金が集まるから、「円」で国家を運営できるとか。んで、「日銀」は「政府」の子会社だから「円」を刷ることで、日本は安定的に運営できている。少なくとも、ギリシャの理屈はいまの日本では通用しない。

財政赤字がヤバいとか言うけど「円」で税金を集めて「円」を日銀が発行している間は大丈夫そう。そもそも、税収だけ国家が運営されているわけじゃない。だから、納税額が多い人が優遇されるとか、納税額が少ない人が差別されるのは間違っていると…。


結構わかりやすいよ。

「資本主義」か「社会主義」の2択は、お風呂の温度を「0℃か100℃」の2択にするようなものというのもありました。なるほど、どっちも良いところを取り入れればいいのよ。