加谷珪一さんの『貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか』をAudibleで聴きました。

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日本が“貧しくなっている”は、ちょくまたTVやら書籍やらで言われていることなので、少なくとも日本が“豊かに”なっていると思っている人よりは多そう。最近では“円安で…”とか、中国に“買い負けている”とか、“安い日本で爆買い”みたいなワードが言われていたりしますよね。

そんなわけでの「貧乏国ニッポン」ということで、少々過激なタイトルで煽りながら、読者の関心を引いています。

で、結論は日本は「海外への投資」「内需」で経済をまわす。個人では、「海外で働く」「海外の企業に投資する」「海外で稼ぐ企業に投資する」ことが必要とのこと。つまり、日本国内だけを見ていては、この先詰むよっていうことです。

細かいことは置いといて、流れは、大方そんな感じなんかなぁ〜。賃金が上がらない日本、成長していない日本、安い日本…。とな。


日本での生活は、この数十年そんなに変化はないけれど、世界はどんどん経済成長してきた。どんどん日本に追いつき追い越されてきた。だから、原材料はどんどんあがるし、海外から輸入するものはどんどんあがるし、相対的に安い東京の不動産は爆買いされるし、車の値段はどんどん上がっていく。日本から工場を中国に移転してきたのに、中国での賃金があがっているし、サプライチェーンが不安定だから、国内に製造拠点を移転する。けど、もともと日本は人手不足だし。外国人労働者を増やしているけど、優秀な日本人は海外に出稼ぎに言っている…。そんな時代なのです。