小林大輔さんの『まちづくり戦略3.0 カネなし、人脈なし、知名度なしでも成功する「弱者の戦い方」』をAudibleで聴きました!

1673780557166





なかなか面白い本だった。聴きながらワクワクしちゃった。

「田舎には可能性がある」だから、魅力を見つけて育てよう。というお話。行政がお金をかけて、“まちづくり”をやってきたけど、結果はいまのこの状況。ゆるキャラブームはあったけど、やっぱりそうじゃない。

まちづくりの基本は“人が集まること”。人が集まるには“アクティビティ”が必要。まずは、“1つのベンチから”はじめようと。

お金をかけてド~ンとはじめてしまっても、大概はうまくいかない。そうじゃない、小さく始める。スモールスタートする。

アクティビティがやっぱり必要。10個のアクティビティが集まればまちになる。カフェやパン屋さんからはじめてもいい。まずは、年間1万人の集客を目指す。

マルシェもいい。マルシェは“街の理想の姿”だ。人が集まり、購買があって、交流がある…。

アクティビティを有機的に繋げていく。食事ができて、スポーツができて、音楽が楽しめる…。街にあったらいいねを小さくはじめていく。アクティビティファーストでやっていく。

最初は最小単位のアクティビティから。“ベンチを置いてみる”から。そこで食事を楽しむ、写真を撮る、BBQをする…と展開されていく。

様々な地域を訪れると、その場にしかないものがみえる。尖ったものを展開する。

ライフスタイルからの“まちづくり”。バイクの楽しめるまち、音楽の楽しめるまち…。自分の理想なライフスタイルを楽しめるまちにする。


アクティビティファーストで、まず、センターピンを決める。センターピンとなるアクティビティから、様々なアクティビティが広がる。はじめは小さく、テストマーケティングを繰り返す。アクティビティは繋げていく、飲食、レジャー、体験…。

1泊3万円の民泊を目指す。利回り10%も夢じゃない。


“まちづくり”に必要なのは、お金を生み出す仕組みをつくること。経済のサイクルをまわしていくこと。

まずは「マルシェ」を活用する。マルシェはまちづくりの理想の場で、購買、賑わいがあり、人を集め、土地の価値を上げて、人をつなげることができる。

「マルシェ」を開催する上で、マルシェの先のゴールを設定して、マルシェのコンセプトを設定して、空間をデザインする。まちのファンを増やす取り組みをする。ファンを創造する。

クラウドファンディングも活用する。クラウドファンディングでサポートメンバーが集まる…。



半径200メートルからはじめる“まちづくり”。決して、万人受けしない。東京の真似事をしない。その土地ならではの尖った試みを試す。やってみる。お金を生み出す経済を回りして、安定性と継続性のある仕組みをつくる。

人を集客して、まちを回遊してもらい、お金を落としてもらう仕組みにする。

ひとつのアクティビティにとどまらず、アクティビティをつなげる。

“つくる”のではなく“そだてる”。

万人ではなく、刺さる場所に。





田舎は儲かるそして、田舎には可能性がある!