木下さんの『地方創生大全』をAudibleで聴きました！





『地方創生大全』。世の中が「地方創生」で盛り上がっていなかでの木下さんの注意喚起のような本です。が、発売から6年を経過して、やっぱりかぁ～みたいな推移を経ています。ぼくも思い当たるところがいくつもありますが、地方にお金を配ったとしても結果として当初の目的である「東京→地方」への人口移動も少子高齢化の問題も地方の衰退の問題もやっぱり根本的には解決されていない。つまるところ、お金を配るだけじゃやっぱりだめで必要なのは、覚悟を持って取り組む一人の人だと。



地方では経営を行い、利益を出すことを目指し、まちづくりを行う。しかし、利益が出ないため、補助金を漬けるなどしていると、どんどん依存体質になって儲からなくなる。そのため、活性化は利益が出せなければ意味がない。新しい事業を行うときは撤退戦略を用意し、時期を定めておくことで、失敗したときに撤退できるようにする。外部の人物をコンサルとして招くのではなく、自分たちで行うことが必要。縮小社会においては失敗を最小限に抑えることが重要で、アイディア合戦ではなく実践を行い、小さな実績を重ねていくことが必要である。と言う感じです。

お金があるからと博打を打たず、小さくコツコツ積み重ねることが必要。しかも、自分たちでお金を出し合い少人数でチームを組んではじめること。それが大切とといています。