先日、久しぶりに日曜日の「東京」に日帰りで行ってきました。そのときの感想が「やっぱり東京って、人を集めるパワーがスゴイなぁ」と。

東京に住んでいたり、東京と頻繁に行き来している方には「そんなん、当たり前じゃん」という話ですが、日常を過疎地域に指定されている田舎で過ごし、たまに人口十数万人の都市部に行ったり、たま〜に人口200万人の名古屋市に行くわけですが、やっぱり人口1400万人の東京都、一都三県の首都圏には4500万人(世界最大級の人口圏)ということで、日本に暮らす35%が東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に暮らしている「東京」はやっぱスゴイなと。

最近の人口統計でも『総務省 2022年の人口移動報告、人を集める東京』

コロナ禍で東京→地方へと言われていたけど、実際には東京から近い埼玉県南部や千葉県、神奈川県へと都心から近い便利な郊外に一時的に人が移動して、一方でコロナ禍で稼いだ企業で働く人は、より都心に近いタワマンに暮らしているらしい。その結果、2022年に一番人口が増えたのは東京都特別区部つまり、東京23区が一番人口増だったと。そんなわけで、日本全体の人口が減少して、生産労働人口が減少していても、やっぱり、まだ東京には人を集まる魅力があるし、そのなかでも、東京23区が強いよね。

やっぱ、新宿駅周辺って“なんでこんなに人がいるんだ”と思うし、ちょっとした信号待ちでも名古屋では考えられない程の人が集まるわけで、銀座でも日本橋でも、東京駅でもやっぱ、すごいよな。再開発も活発。羽田空港周辺でも複合型施設つくっているし、あれだけでも岐阜県だと最近「県庁」とか、岐阜駅周辺の「タワマン」の建設ぐらいしかない。あっ「イオン」…。

東京に多様性があるのかどうか?の議論はあるけど、“いろんな人がいる”のは間違いないわけで、そこはよくわかる。

これから先も、東京への一極集中が続くかどうかは、わからないけれど、いや、しばらくは続くでしょう。地方には「地域おこし協力隊」で過疎地域に都市部から若者を送り出しても、焼け石に水程度にしかならないでしょう。

東京って行ってみるとやっぱり魅力的。けど、自然災害リスクはめちゃくちゃあって、タワマンで地震にあうとか揺れ方半端ないらしい。人が多すぎるとストレス溜まりそう。魅力的である一方で、東京で生きるのはやっぱり大変そうだなと思う。

東京には東京の魅力があるけど、田舎には田舎の良さもあるよねというのは、東京に行ってみて改めて感じることでもあるよね。