柿内尚文さんの『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』をAudibleで聴きました。

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柿内さんといえば『パン屋ではおにぎりを売れ』と『バナナの魅力を100文字で伝えてください』で知られる編集者です。出版は、“パン屋”が先でしたが、僕が聴いたのは“バナナ”が先だったので、ブログ記事は、内容が被っていたり、“バナナ”に書いたので“パン屋”では省いたりすると思いますが、よかったらどちらも、とても面白いので、読むか聴くかしていただければと思います。

パン屋ではおにぎりを売れ”は、まあ、そのままです。モスバーガーでは“ライスバーガー”が販売されていて、ご飯が食べたい人も訪れるようになった。パン屋では、様々な種類のパンが販売されている。(「あんぱん」最初に考えた人スゴい)パンは昔からあって、中に入っているものも昔からあったのに、パンの中に入れたのは最近だったりする。アイディアは、そういうところに気づけるかどうかだけど、じゃ、“パン屋”で“おにぎり”を売れば、もっと客層も広がるし、儲かるんじゃないなということです。

当たり前を疑うことも大事なのだ。


せっかくなので、僕のメモをもとにGPTに要約をお願いしてみた。
女子高生と友達になるために女子校研究会を立ち上げる。考える技術には、「広げる」、「深める」、「目的を明確にする」などがある。カラーバス効果、かけあわせ法、数珠つなぎ連想法、ずらす法、脱二択、まとめる法、あったらいいな、360度分解法を活用し、オリジナリティを追求する。ホワイトボードや他人の意見を活用し、考える時間をスケジュールに入れることで、思考力を向上させる。
なるほど。

“女子高生と友達になるために女子校研究会を立ち上げる”は著者の高校が男子校だった著者の実体験です。「大義名分」つくって、女子高生と話をするきっかけをつくって、まちでインタビューをするようになり、友達ができたようです。それは、“女子高生と友達になる”ためにどうしたらいいのか?を「考えて」「行動」したため。

考えるには「広げる」と「深める」があるようです。横に広げるようにすることと、潜っていくようなイメージかな。

「考える」にも「技術」が必要。本書はそんな「考えるための技術」が詰まった1冊です。


悩むのは無駄」モヤモヤしているのは、目的が明確じゃないとき。

まず「ゴールを決める」ゴールとは、そもそもなんだっけ?からはじめる。ゴールを決める、迷ったら“そもそも”からはじめる。

考えるコツ
1.課題を決める
2.必要な情報をインプットする
3.インプットした情報を整理する

考える技術
かけあわせ法」掛け合わせる。“〇〇×〇〇×〇〇”。中心のキーワードを決めて、ひたすら奇跡が起きるまで掛け合わせる。面白いものをうむきっかけになる。
数珠つなぎ連想法」どんどん繋げていく。連想していく。できそうなことを出していく。結果的に意外性が出てくる。
ずらす法」対象をちょっとずらす。“子供から大人へ”、“大人から子供へ”。ずらす法は価値の再発見。ユーザーの声をよく聞き、よく観察すること。価値を再定義する。
脱二択」二者択一より一石二鳥。AもBも両方取る。やれることを全部やる。やりやすいことだけをやらない。
まとめる法」マスコットをまとめて、ゆるキャラにした。まとめることは、価値になる。ニッチなものもまとめると価値になる。“〇〇フェス”とか。狭い領域でもいける。情報を集める、法則化にする、ネーミング…。まとめるとオリジナリティがうまれる。
あったらいいな」“こんな商品があったらいいな”からはじめる。のび太くんになったように考える。あったらいいなを本気で考える。思いや夢を実現させることを考える。

考え方
360度分解法」嫌いな人は、嫌いな部分だけをみている。だから、いいところを見つけてみる。紙にどんどん書いていく、逆も書いていく。“オリジナリティ=真似×真似×真似”

考えるときは、ちょっと性格を悪くする。やっぱ、ホワイトボードを活用する。

「人の頭を使わせてもらう」会議する。目的に向かって価値を生みだす。考える時間をスケジュール欄に入れる。