鳥山正博さんの『ブラックマーケティング〜賢い人でも、脳は簡単にだまされる〜』をAudibleで聴きました。

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以前は“オレオレ詐欺”と言われていた“特殊詐欺”がなぜ無くならないのか?合理的に考えれば無駄なのに何故かお金を使ってしまう。宝くじだって、ギャンブルだって、深夜にやっている通販番組、ついつい買ってしまう売り場のテクニック、選挙の必勝法、ブームとはなにか?…。などなど、いままでの正統派のマーケティングでは明らかにされてこなかった、“ブラック”な部分について取り上げているのが本書です。

以下は、GPTにメモをもとに要約をお願いしてみた。

人は合理的に買い物ができず、感情に訴えるマーケティング戦術が多く存在する。選択肢は5〜9種類が理想。流行は同調圧力などにより起こり、確証バイアスやシャーデンフロイデ現象も人の心理を映している。騙されやすさは遺伝子に左右される可能性があり、国民性によって価値観が異なることもある。

ふむふむ。


人は合理的に買い物ができないことから、様々なマーケティング戦術が生まれている。通販番組は買い物依存症向けに、ショッパーマーケティングは思わず買いたくなる売り場を作り出し、便乗商法やストーリーマーケティングは感情に訴える。プライミング効果や香りマーケティング、照明の調整など、消費者の心理に働きかける手法が多岐に渡る。

選択肢が多すぎるとストレスを感じるため、5〜9種類程度が理想とされている。婚活やデートでも、選択肢を限定することが効果的である。

実演販売では、ミラーニューロンを利用し、笑顔や感情を共有することで消費者を引き込む。また、相手を評価する際にはIメッセージを用いることが効果的である。

流行が起こる理由は同調圧力などによる。日本は口コミを重視し、他者の判断を基準にする傾向がある。書店のランキングも高評価をお金で買える場合があり、「さくら」を使ってブームを作ったこともある。

確証バイアスは、人の心が“らくしたい”という性質から生まれる。幸福度が低いほどFacebookを見ることでさらに幸福度が下がり、シャーデンフロイデ現象も起こることがある。

騙されやすさは遺伝子に左右される可能性があり、欧米は冒険を重視し、日本は信頼を重視するという国民性の理論も存在する。


という感じです。悪用厳禁だけど、使いたくなる(笑)