橘玲さんの『バカと無知〜人間、この不都合な生きもの〜』をAudibleで聴きました。






『バカと無知』について、chatGPTに“中学生にも理解できるように本の紹介”をしてもらいました(笑)

　『バカと無知』は、橘玲著の一冊で、人間の社会性や心理を深掘りし、私たちの行動パターンや思考の源泉に迫ります。この本では、「バカ」がどのように自己評価を誤り、集団を引きずるのか、「無知」がどのように私たちの意思決定を左右するのかなどが詳しく説明されています。
　例えば、この本には、「バカは自分がバカだと気づいていない」というような議論が登場します。つまり、自己評価が誤って高い人は、自分が無能だと思われないように、自己評価を高く保つ傾向があるということです。この結果、彼らは集団の意思決定を誤った方向へと引きずることがあります。
　また、SNSや情報の拡散についても考察されています。人間は、自分が正しいと思っていること、または他人を下げることに楽しみを見いだす傾向があります。このため、SNSでは匿名で自分の自尊心を傷つけたものに対する「正義の鉄拳」を振るう場面が見られます。
　教育や学習についても触れられており、「知能は生まれながらにして異なる」ことや、「教育でどうにもならないこともある」という意見が述べられています。すべての人間が平等に教育を受けても、その結果が平等になるわけではないということを説明しています。
　このような考察を通じて、「バカと無知」は、私たちの日常的な行動や思考、さらには社会的な現象について、新たな視点から解釈を提供してくれます。これは、社会や他人、そして自分自身について考えるための素晴らしい一冊と言えるでしょう。

バカと無知のポイントを抜き出してもらいました(笑)

『バカと無知』の主要なポイント

• 人間は社会的な生き物で、集団内での立場や評価が重要です。この影響で、「バカ」は自己評価が高く、「賢い」人は自己評価を低くします。
• 自尊心や正義感が人の行動に大きな影響を及ぼします。自分より上の存在を引きずり下ろすことや、自分を正当化することからくる快感は、この影響です。
• うわさ話やSNSでの情報拡散は、検証の難しさからデマが広まりやすく、これも人の思考や行動に影響を及ぼします。
• 「バカ」は自己認識が欠如しており、自己評価が過剰になりやすい。また、集団はしばしば「バカ」に引きずられるため、集団での決定時には「バカ」を排除することが推奨されます。
• 人間は生まれつきの知能の違いがあり、これは教育によって全てを解消できるわけではありません。
• 人の脳は現実と幻想を区別するのが難しく、記憶は書き換え可能で、虚偽の記憶でもPTSDが発症することがあります。
• 人は自己のステータス（自尊心）を非常に重視します。それが傷つけられると、防御的、攻撃的になります。
• 人間の行動や思考には、生存と生殖のための要素が深く組み込まれています。これは陰謀論の信奉や反ワクチン派のような行動にも影響を及ぼします。
• 人間の共感力は限定的で、一部の人々に対する深い共感は他者への共感を阻害します。そのため、"愛は世界を救わない"と言えます。