今回は、岐阜県白川町の“美濃白川茶(白川茶)”と“東濃桧”の歴史と産業についてご紹介します!


白川町は岐阜県加茂郡に位置し、緑豊かな風景と豊富な歴史で知られています。森林が町の約88%を占めており、お茶と木材加工が伝統的な産業として盛んです。

“美濃白川茶”は、白川町の誇る伝統的な農産品の一つです。起源は白山神社の創立者である泰澄大師が西暦720年頃に茶の栽培を始めたと言われており、400年以上の歴史を持つお茶です。白川町特有の気候や環境の中で育まれ、飛騨川とその支流の影響で朝霧が立ちこめるため、香り高く深い味わいの茶葉が育ちます。参考:白川園本舗より

また、白川町のもう一つの代表的な産業は東濃桧の生産です。東濃ひのきはこの地域特有の桧であり、高標高でゆっくりと成長することから特有の色艶や香りを持ち、古くから神社建築などに使用されてきました。木材産業を支えるための組合や団体が白川町に集結しており、木材の生産から製品化、住宅建築までの一貫した流れを確立しています。参考:東濃ヒノキ白川市場協同組合東濃ヒノキ白川市場協同組合より

このように、白川町は「お茶」と「東濃桧」の里として知られています。10月29日㈰に白川町のみかわドームで開催される「美濃白川ふるさとまつり2023」では、地域の「白川茶」と「東濃桧」の魅力を伝えるブースが登場します。また、特産品の抽選会でも白川茶の賞品をご用意しています。


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