岐阜県白川町は「白川茶」の産地として「白川茶のまち」と言われています。そこで、今回は白川茶についての魅力と課題について、お伝えします。

白川茶について調べていたら、「ヤゴーシラカワ」に素敵な記事が掲載されていたのご紹介します。



こちらの記事をまとめてみました。

 お茶の健康効果や最近の流行をよく耳にする中、特に注目されているのが「白川茶」です。これは、白川町や東白川村を中心に栽培される、お茶栽培の北限と言われる山間地帯で作られる希少な銘柄茶で、その深い味わいが魅力として知られています。
 白川町役場の企画課商工観光係の渡辺憲正さんによれば、白川茶は他のお茶と比べて濃厚な味が特徴で、甘さと渋さが共存するため、独特の深みが楽しめるそうです。各地域のお茶にはそれぞれの特徴があり、人の味覚は年齢や地域によって異なるため、色々なお茶を試すのも面白いと話しています。
 さらに、白川町の特徴として昼夜の寒暖差が大きいことが挙げられ、この環境がお茶の成長にとっては厳しいものとなる。しかし、そのためにゆっくりと成長するお茶の葉は栄養が詰まっており、独特の味わいを生み出しているのだとか。
 一方で、白川茶には生産量が少ないという課題や、後継者不足などの問題があります。昔はお茶の生産加工が盛んだった白川町ですが、現在はその売上は全盛期の7分の1以下にまで落ち込んでしまっています。それでも、ブランドとしての名声は依然として高く、多くの人々に白川茶を知ってもらい、試してもらいたいという想いが込められています。
 そして、お茶を実際に淹れる楽しさを知ってもらうための体験講座や、新茶の時期のお茶摘み体験なども提供されています。さらに、ふるさと納税を通じて白川茶を入手することも可能とのこと。渡辺さんは、白川茶が多くの人にとって「記憶に残るお茶」となることを願っています。
 『ヤゴーシラカワ』より


ポイント
1. お茶は健康に良いとされ、特に白川茶が人気。
2. 白川茶は白川町や東白川村で生産される、希少で深い味わいの茶葉。
3. 白川茶は他のお茶と比べて濃厚で独特の味がある。
4. 各地域のお茶にはそれぞれ特徴があり、味覚の変化を楽しむことができる。
5. 白川町のお茶は寒暖差の大きな環境で生産され、栄養が詰まった葉となる。
6. 生産量が少なく、後継者不足が課題。
7. ペットボトルの利便性が増し、伝統的なお茶の飲用が減少している。
8. それにもかかわらず、白川茶のブランドの名声は依然として高い。
9. 多くの人々に白川茶を試してもらいたいとの思いがある。

2023年10月29日㈰に白川町の「みかわドーム」で開催される「美濃白川ふるさとまつり」では、ヤゴーシラカワのブースが登場する他、地元の白川中学校の中学生が白川茶を販売するほか、このほど白川町で新たにはじまった三年番茶や白川茶のロウリュウが体験でいる東濃桧の軽トラサウナも登場予定です。

また、記事に登場された渡辺さんは、ふるさとまつりの運営でも大変お世話になっております。ヤゴーシラカワでも、今後ふるさとまつりについての記事が投稿される予定です。ご期待ください。