北野武監督最新作『』。ぜったいに、大河ドラマでは描かれない戦国時代を北野武監督が描いています。

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大河ドラマではお馴染みの“信長”、“光秀”、“秀吉”、“家康”。

今年の大河ドラマ「どうする家康」でも“本能寺の変”やらについて描かれていましたが、NHKじゃムリなことをやってます。R15で最初から飛ばしています(笑)

タイトルのとおり「首」がテーマ。どんどん、首が切られていきます。

京都の六条河原で処刑されていたのは、なんとなく知っていたけど、一族みんな首を切られたり、いったいどれだけの人が六条河原で首を切られたんだろうか。

同性愛(男色)についても、ガンガン描かれています。大河ドラマでは、そんなこと描かれていませんが、実際のところはフツーにあったみたい。

昨今の“同性婚”どうのという話はあるけれど、ずーっと前から、同性愛(男色)はふつーにあって、そんなん異性やら同性なんぞ関係なかったんだなと思ってみる。

戦国時代は、随分とおっかない時代だな。それ以前からそうやったとは思うけど、いきなり集落が焼き討ちにあったり、森を歩いていたら、斬りつけられたり、パワハラやらセクハラなんて倫理感は皆無だろうから、そうですよね。

なんと、おっかない世界だろうか。


狂っている”という表現が適当やな。狂ってますよ。あー、人間ってこういうもんだな。




映画には緩急と言うか、アクションと集中力を抜くところが必要だって話を聞いたのですが、まさしく、緩急激しかった。

合戦があったり、いきなり襲わられるけど、キム兄さんが、そのままキム兄さんで出演して、いい感じに緊張感を緩くしている。



一番印象的だったのは、“京都の六条河原”のシーンやな。あー、こんな感じやったのかと。

あとは、加瀬亮さんの岐阜弁がいい感じやった。岐阜とか愛知に住んでいたらわかるやろうけど、あの方言、わかんない人もおるかもな。あほたわけ。

そんなわけで、ゴジラか迷って、首にしました。次に劇場でみるなら、京都の六条河原近くの映画館でみてみたいです(笑)