2020年の国勢調査をもとにした「国立社会保障・人口問題研究所」による都道府県・市町村別の2050年までの5年ごとの人口推計が2023年12月22日に発表されました。




岐阜県白川町は、いまは活動停止中の「日本創成会議」による「消滅可能性都市」で岐阜県ワースト1になった町です。人口減少率、高齢化率、平均年齢ともに岐阜県ワーストを周辺の「東白川村」「七宗町」とともに推移しています。







今回わずかに2020年→2050年の「総人口指数(2020年=100)」で白川町が七宗町を下回りメディアでも白川町が取り上げられました。ちなみに、白川町が2020年比で2050年が41.7%、七宗町が42%です。


エクセルの数字だけではわかりずらいので、グラフにしてみました。(ちょっと手抜きw)


白川町の人口は2020年から2050年までに58.2%減少。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0001

過去の推計を2005年版から最新の2020年版までを比較すると、過去の推計より減少中でした。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0002

白川町では2025年には65歳が半数、2040年には6割、2050年には15歳~64歳が31%に!
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0003
白川町の75歳以上の割合は2020年は27%だったのが2040年には42%へ。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0004
白川町の15歳~64歳の人口は3,355人から985人で、7割減。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0005
白川町・東白川村・七宗町の人口推計。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0006

美濃加茂市でも2030年をピークに人口減へ。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0007

白川町・七宗町・東白川村・美濃加茂市の人口指数の比較。白川町と七宗町は僅差。
人口推計(2020年版)のグラフ_page-0008


白川町、東白川村、七宗町は人口減少と高齢化(75歳以上の割合の増加)が著しい一方で美濃加茂市は2050年までに人口指数95%と微減。美濃加茂市は比較的人口が多く、地域の中心都市として役割を果たしている。周辺の小規模な町村と比べて若年層の割合がやや高いものの労働年齢層は減少傾向。とはいえ、美濃加茂市に依存する生活圏として機能しており、商業施設、医療機関、教育機関などのサービスを利用するために美濃加茂市を訪れる人も多い。

75歳以上の高齢者が増加すると医療や介護サービスの需要が高まる。一方で長期的な労働力不足は避けられず地域経済に影響を与えることが考えられる。

地域全体が高齢化するなかで、地域間の協力は重要。交通アクセスの改善や地域医療連携が必要。この点、中部国際医療センターの開業や国道41号線の改良工事は地域にとってプラスに作用しそうです。