ダニエル E リーバーマンさんの『運動の神話 (下)』をAudibleで聴きました!
(上)はこちら↓↓↓

(上)より面白かった。なんだろう、ためになる内容が多かったかな。
まず、“ウォーキング”では痩せない。から、話が始まる。痩せるために歩いている人は多いけど、人間にとって歩くことが日常。日々十数キロとご先祖様は歩いてきた。そんなご先祖様が、ちょっと歩いただけで、みるみる痩せてきたらきっと僕らは生き残れなかった。
そういうわけで、歩いただけで痩せない。けれど、痩せている人がウォーキングを継続していると体型を維持できる。つまり、まずは、食事で痩せて、それからウォーキングで体型を維持しようと。痩せたら運動で維持しよう。
人は、“耐久ウォーカー”で、生きるために歩いてきた。一方で、チンパンジーの歩き方はカロリー消費が激しい。チンパンジーの歩き方では長距離は歩けない。ゴリラもそんなに動かない。その点からも、人は長距離を歩くように進化したことが分かる。走る動物と走らない動物がいるけど、ホモ属は走れる動物。
人は汗をかくことができる。人は動物の中で最も「汗」をかく。人間は走るための筋肉がある。私たちは、走るために進化してきた。走る理由は“動物の肉を手に入れるため”。古代の狩猟形態は「持久狩猟」走って追い詰める。日中の最も暑い時期に行う。巨大な動物は体温が上がって動きが鈍る。結果、安全に素早くしめられる。
人間は走る。走るのに男女関係なかった。走るのは狩猟も異性のアピールにも信仰にもなっていた。
走ることと、ともに「ダンス」も重要。人は徹夜のダンスをしてきた。徹夜のダンスは驚異的な持久力を伴う。ダンスには崇拝と呪文が伴っていた。ダンスはランニングではないが、スタミナ、技術、筋力が必要。ダンスとランニングは多幸感とリラックスをもたらす。人類は、走ったり、踊ったりしてきた。
ランニングやダンスは年代関係なく楽しめる。人は長生きしたいが老いたくない。これは、ビジネスになる。運動は長生きにつながる。人は歳を取るから遊ばなくなるのではなく、遊ばなくなるから歳を取るのだと。
人間の老化は独特。ここで「おばあさん仮説」。“アクティブな祖父母仮説”とも。孫を育てるのを手伝う人が遺伝子を残す。そのため、長生きするおばあさんの遺伝子がより残された。採集民は高齢でも働いている。実は人は長生きしてきた。採集民でも子供の時期を乗り切ると長生きした。
老化は進行を遅くできる。老いたらぽっくりいくのがいい。
筋肉は「需要」と「供給」の関係。“体を動かすから健康になる”。長生きするには、運動したほうが良い。喫煙、肥満、運動不足は、健康を害する。もちろん確率の話で、誰も彼もが当てはまるわけでない。
人は“運動するために進化したわけでない”。運動をするなら、グループでしたほうがいい。運動で幸せホルモンが分泌されるが、運動をしないと幸せホルモンがでない。だから、日頃から運動しない人のやる気を出させない。ランニング・ハイは“持久狩猟”の過程で進化に備わったものと筆者は考える。ランニング・ハイまでいかなくてもセロトニンやドーパミン、エンドルフィンが分泌される。
運動はした方が良いが、強制されるものではない。大人には不健康になる自由がある。最適な運動方法は存在しない。体重や年齢、その他諸々ですべての人に最適で長生きする万能薬のような運動方法は存在しない。
そのうえで、世界的に現在最も推奨されているのは「週150分の運動と2回のウエイト・トレーニング」だ。運動はある程度しておいたほうがいい。そして、週に150分以上やってもいいが効果は、やるほどに低下する。やりすぎたからと言ってよいわけでもない。
運動はやらないよりもやったほうが良い。2型糖尿病は運動で改善されることが多い。運動することで、高血圧を予防できる。心臓は使わないと能力が低下する。中強度の運動は感染症予防に効果がある。ガンは細胞のロシアンルーレット。運動は一部のガンの予防になる。アルツハイマー予防にも運動は効果がある。脳トレよりも筋トレがアルツハイマー予防になる。運動は万能薬ではないが、薬と同等かそれ以上の効果がある。メンタルの不調が増えているのは座り過ぎが影響しているのではないか?
大切なポイント
1.運動は万能薬ではない
2.運動はしないよりしたほうがいい
3.運動は年齢に関係なく続けたほうが良い
長々と書いてしまったので、GPTにまとめてもらいました。
『運動の神話(下)』は、運動と人間の進化、健康への影響に関する広範なテーマを探求しています。
このまとめから、運動が人間の進化、健康、そして幸福感において重要な役割を果たしていることがわかりますが、その効果は運動の種類、量、個人の体質やニーズに依存するという複雑なメッセージが伝えられています。
とりあえず、ちょっと走ろっかな(笑)
(上)はこちら↓↓↓

(上)より面白かった。なんだろう、ためになる内容が多かったかな。
まず、“ウォーキング”では痩せない。から、話が始まる。痩せるために歩いている人は多いけど、人間にとって歩くことが日常。日々十数キロとご先祖様は歩いてきた。そんなご先祖様が、ちょっと歩いただけで、みるみる痩せてきたらきっと僕らは生き残れなかった。
そういうわけで、歩いただけで痩せない。けれど、痩せている人がウォーキングを継続していると体型を維持できる。つまり、まずは、食事で痩せて、それからウォーキングで体型を維持しようと。痩せたら運動で維持しよう。
人は、“耐久ウォーカー”で、生きるために歩いてきた。一方で、チンパンジーの歩き方はカロリー消費が激しい。チンパンジーの歩き方では長距離は歩けない。ゴリラもそんなに動かない。その点からも、人は長距離を歩くように進化したことが分かる。走る動物と走らない動物がいるけど、ホモ属は走れる動物。
人は汗をかくことができる。人は動物の中で最も「汗」をかく。人間は走るための筋肉がある。私たちは、走るために進化してきた。走る理由は“動物の肉を手に入れるため”。古代の狩猟形態は「持久狩猟」走って追い詰める。日中の最も暑い時期に行う。巨大な動物は体温が上がって動きが鈍る。結果、安全に素早くしめられる。
人間は走る。走るのに男女関係なかった。走るのは狩猟も異性のアピールにも信仰にもなっていた。
走ることと、ともに「ダンス」も重要。人は徹夜のダンスをしてきた。徹夜のダンスは驚異的な持久力を伴う。ダンスには崇拝と呪文が伴っていた。ダンスはランニングではないが、スタミナ、技術、筋力が必要。ダンスとランニングは多幸感とリラックスをもたらす。人類は、走ったり、踊ったりしてきた。
ランニングやダンスは年代関係なく楽しめる。人は長生きしたいが老いたくない。これは、ビジネスになる。運動は長生きにつながる。人は歳を取るから遊ばなくなるのではなく、遊ばなくなるから歳を取るのだと。
人間の老化は独特。ここで「おばあさん仮説」。“アクティブな祖父母仮説”とも。孫を育てるのを手伝う人が遺伝子を残す。そのため、長生きするおばあさんの遺伝子がより残された。採集民は高齢でも働いている。実は人は長生きしてきた。採集民でも子供の時期を乗り切ると長生きした。
老化は進行を遅くできる。老いたらぽっくりいくのがいい。
筋肉は「需要」と「供給」の関係。“体を動かすから健康になる”。長生きするには、運動したほうが良い。喫煙、肥満、運動不足は、健康を害する。もちろん確率の話で、誰も彼もが当てはまるわけでない。
人は“運動するために進化したわけでない”。運動をするなら、グループでしたほうがいい。運動で幸せホルモンが分泌されるが、運動をしないと幸せホルモンがでない。だから、日頃から運動しない人のやる気を出させない。ランニング・ハイは“持久狩猟”の過程で進化に備わったものと筆者は考える。ランニング・ハイまでいかなくてもセロトニンやドーパミン、エンドルフィンが分泌される。
運動はした方が良いが、強制されるものではない。大人には不健康になる自由がある。最適な運動方法は存在しない。体重や年齢、その他諸々ですべての人に最適で長生きする万能薬のような運動方法は存在しない。
そのうえで、世界的に現在最も推奨されているのは「週150分の運動と2回のウエイト・トレーニング」だ。運動はある程度しておいたほうがいい。そして、週に150分以上やってもいいが効果は、やるほどに低下する。やりすぎたからと言ってよいわけでもない。
運動はやらないよりもやったほうが良い。2型糖尿病は運動で改善されることが多い。運動することで、高血圧を予防できる。心臓は使わないと能力が低下する。中強度の運動は感染症予防に効果がある。ガンは細胞のロシアンルーレット。運動は一部のガンの予防になる。アルツハイマー予防にも運動は効果がある。脳トレよりも筋トレがアルツハイマー予防になる。運動は万能薬ではないが、薬と同等かそれ以上の効果がある。メンタルの不調が増えているのは座り過ぎが影響しているのではないか?
大切なポイント
1.運動は万能薬ではない
2.運動はしないよりしたほうがいい
3.運動は年齢に関係なく続けたほうが良い
長々と書いてしまったので、GPTにまとめてもらいました。
『運動の神話(下)』は、運動と人間の進化、健康への影響に関する広範なテーマを探求しています。
- ウォーキングや他の軽度の運動だけでは体重減少にはあまり効果がないことが指摘されています。人間は長距離を歩くことに適応して進化してきたため、適度な運動では脂肪燃焼がそれほど促進されない。
- 一方で、運動は体重維持や健康全般にとって必要であり、特に心臓病、2型糖尿病、一部のがん、高血圧の予防、およびメンタルヘルスの改善に効果があるとされます。
- 人類は走ることにも適応しており、古代の持久狩猟では走る能力が重要だった。これは現代においても、ランニングが生理的、心理的に多くの利点をもたらす理由の一つとして考えられます。
- 運動は万能薬ではないが、運動をグループで行うことや、定期的な運動が幸せホルモンの分泌を促し、全体的な幸福感を高めることが示唆されています。
- 「1万歩」の目標や特定の運動方法が最適というわけではなく、個々人のニーズに合わせた運動が推奨されています。現在の一般的な推奨は、週に150分の運動と週2回のウェイトトレーニングです。
- 運動することの重要性が強調されているものの、過度な運動は必ずしもより大きな効果をもたらすわけではないとされています。バランスの取れた運動が健康維持には最適である。
このまとめから、運動が人間の進化、健康、そして幸福感において重要な役割を果たしていることがわかりますが、その効果は運動の種類、量、個人の体質やニーズに依存するという複雑なメッセージが伝えられています。
とりあえず、ちょっと走ろっかな(笑)