橘玲さんの『人生は攻略できる』をAudibleで聴きました!

1717734271377



「1+1=2」なのは、誰でも知っているけど、人生では「やればできる」と言って、みんなが大谷翔平になろうとする。けれど、どんなに頑張ってもほとんどの人は、藤井聡太には将棋で勝てないし、大谷翔平にも野球では勝てない。頑張るところを間違えてはいけないのだ。

甲子園に出場すると社会人の草野球では活躍できるけど、プロで通用するとは限らない。それはプロ野球選手が特殊なスペシャリストだから。

「サラリーマン」は日本の絶滅危惧種。世界にはこんな特殊な人たちはいない。アメリカでは、基本は「スペシャリスト」でその他は「バックオフィス」というマニュアルで仕事をしている代用が可能な人たちだ。

「スペシャリスト」と「バックオフィス」の仕事で一番わかり易いのは「定年後にも同じ仕事ができるか?」である。定年しても、スペシャリストであれば声がかかるけど、バックオフィスでは、何をするか迷ってしまう。

スペシャリストであれば、会社にしがみつくことはない。会社を変わっても仕事は変わらない。けれど、日本の場合はスペシャリストの仕事をサラリーマンがしている。けれど、大学卒から一貫してスペシャリストでやっている海外の人材には勝てない…。

じゃどうするのか?スペシャリストになるしかない。どっちみち「好きなこと」でしかこの先やっていけないのだ。

家族や親友との深いつながりと、世界に広がるゆるいつながり、金融資本はマイホームではなく世界に分散していくこと。一例として、そういうことが大切だと。