北村滋さんの『外事警察秘録』をAudibleで聴きました!
元国家安全保障局長の北村滋さんの本です。
以前の記事はこちら↓↓↓
「外事警察」として、表に出せることを厳選して、そのときの出来事とあわせて北村さんの視点からも書かれています。
終盤、安倍元総理との想い出のような話がありました。「秘密保護法」は北村さんがすすめた法案。当時、国会周辺でデモが起き、メディアでも盛んに報道されていましたが、法案ができてどうなったかといえば、日米同盟が強固になって、中国の脅威が迫り、ロシアと北朝鮮、なんなら韓国までいろいろあるけど、アメリカとの同盟を強固にできたのは「秘密保護法」ができたから。
印象に残っているのは、東日本大震災の際、日本政府は情報をうまく集めることも整理できていなかった。アメリカは原発事故で日本との意思疎通がうまくできず苛立っていたこと。
石原都知事が涙で東京消防庁の職員の報告を聞いたシーンが印象的ですが、こちらの裏側は、原発を何とかしなければと思った北村さんが安倍元総理に連絡して、安倍さんから石原都知事に派遣を依頼して、その後、儀式的に菅総理から石原都知事に派遣依頼をしたという話がありました。原発事故が起きている中で被曝するかもしれない。けれども、職員を派遣して放水活動をする。その裏側には、このようなエピソードがあったようです。
この他、ロシアのスパイ活動、北朝鮮の拉致、日本赤軍などなど、当事者として関わっていた人の話が出てくるのが興味深かったです。
元国家安全保障局長の北村滋さんの本です。
以前の記事はこちら↓↓↓
「外事警察」として、表に出せることを厳選して、そのときの出来事とあわせて北村さんの視点からも書かれています。
終盤、安倍元総理との想い出のような話がありました。「秘密保護法」は北村さんがすすめた法案。当時、国会周辺でデモが起き、メディアでも盛んに報道されていましたが、法案ができてどうなったかといえば、日米同盟が強固になって、中国の脅威が迫り、ロシアと北朝鮮、なんなら韓国までいろいろあるけど、アメリカとの同盟を強固にできたのは「秘密保護法」ができたから。
印象に残っているのは、東日本大震災の際、日本政府は情報をうまく集めることも整理できていなかった。アメリカは原発事故で日本との意思疎通がうまくできず苛立っていたこと。
石原都知事が涙で東京消防庁の職員の報告を聞いたシーンが印象的ですが、こちらの裏側は、原発を何とかしなければと思った北村さんが安倍元総理に連絡して、安倍さんから石原都知事に派遣を依頼して、その後、儀式的に菅総理から石原都知事に派遣依頼をしたという話がありました。原発事故が起きている中で被曝するかもしれない。けれども、職員を派遣して放水活動をする。その裏側には、このようなエピソードがあったようです。
この他、ロシアのスパイ活動、北朝鮮の拉致、日本赤軍などなど、当事者として関わっていた人の話が出てくるのが興味深かったです。