飯島裕一さんの『老化と寿命の謎』をAudibleで聴きました。

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信濃毎日新聞である記者がまとめた集大成が本書。科学的医学的に医師などに取材してまとめられている。読者が長野県が中心ということで、内容も長野県が一部対象になっているが、内容としては問題はない。

大人になると、子どもの頃より時間の流れが速く感じる要因として、代謝量の変化が挙げられている。子どもの代謝が高く、年齢を重ねるにつれて代謝が下がると。

高齢になって、睡眠時間が短くなることに悩んでいる人がいる。だけど、高齢になったら、そもそもそんなに長いこと寝る必要がない。代謝も低くなり、運動量も少なくなる。小学生が1日6時間しか寝れないというのは問題かもしれないが、高齢者が1日6時間寝れれば十分。そもそも、寝れないことが問題にならない。ベットの中で全然寝れないことに悩んでいる人もいる。寝れないことを気にしすぎたり、いろいろ考えたりすると寝れなくなってしまう。安易に睡眠薬に頼るのも良くないと。そもそも、高齢になると寝れなくなるし、長時間は寝る必要もないと。そう思って過ごすと案外寝れるかもしれない。

あと、元気に長生きする基本的な方法しては、「運動」「睡眠」「食事」「社会参加